22.09.07 23.03.25 更新

ヘッドアートフォトコンテストとICAM撮影現場に潜入!【バンタンデザイン研究所大阪校】

授業/特別講師/講演会
大阪校

■ヘッドアートフォトコンテストとICAM撮影現場に潜入!

 

バンタンのメンバーたちが在籍中に挑戦するコンテスト、

「ヘッドアートフォトコンテスト」(HAPC)と「ICAM」のエントリー写真撮影現場に行ってきました。

 

とても暑い日でしたが、学生たちは最後の仕上げに集中していました。
撮影してくれるのはプロのカメラマンとあって、気合も十分です!

 

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バンタンの地下にあるスタジオです。
背景カラーなどもたくさん揃っていて、思い通りの作品作りができそうな素晴らしい環境です。

 

 

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一人ひとりの作品を意図を汲み取り、現場にいるカメラマン、講師、モデルみんなが
「こうしてみたらどうでしょう?」「この角度の方が美しいね!」と次々にアイディアを出しながら撮影が進められていきます。
 

撮影した作品は即座にモニターで確認して、色の調整や気になる点を見ながらさらに改善が重ねられていきます。

 

 

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作品ごとにイメージが違うので、背景の色も変えられます。
同じブルーでも「ロイヤルブルー」なのか「スカイブルー」なのか…どちらがより作品に合うかを撮影チームは十分にイメージを練って待ちます。

 

 

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モデルのプロ意識にも驚きです。彼女は「頬を膨らます」という要望に対して、
なんとキッチンペーパーを何枚も丸めて顔の輪郭を変え、カプセルを口いっぱいに入れて撮影を行いました。

さらに、カプセルを投げられた瞬間を撮影するというハードな内容でした。
吐き出してしまいそうですが、最後まで涼しい表情のまま、あくまでも作品の一部として存在していたことに感動です。

 

 

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こちらの作品は重量もあり、モデルの方も大変そうでしたがクールな表情に変わりはなく、
撮影も羽根を追加してみたり、角度を変えてみたり、とさまざまな工夫が現場で行われました。

 

 

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まるで地球を守る女神のようなイメージです。

美しい、という一言だけでは表現できないメッセージ性を感じる作品が仕上がったのではないでしょうか。

 

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それぞれの作品はメンバーとモデルが一緒に一番良いと思うものを選択します。
ちなみに、先ほどの緑色の地球の女神様は左のレインボーマスクの彼女です。
作品を選ぶ瞬間も真剣そのものです。

 

 

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まるで彫刻のように動かずに目を閉じるだけでもすごいと思いますが、
目のつぶり方にも色々あるらしく「力を少し抜く」「フワッと目を閉じる」など難しい要求が飛び交っていました。
黒い背景に際立つヘッドアートが印象的な作品でした。

 

 

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モニターを見て、パーツの並び方や位置、
少しだけ見えているワイヤーが目立たないように微調整を入れていく様子は、まさにプロ集団の雰囲気でした。

完成した作品からは神々しさすら感じました。

 

 

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こちらの作品は液体を最後にかけて完成するというもの。目に入って痛そうですが最小限の瞬きで我慢している様子に驚きました。

液がかかる角度や量などは細かく計算されて調整されますが、やり直しがきかない作品なので緊張感が走ります。

 

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目に入ってもビクともしない彼女でしたが、撮影が終わってからは「フフフッ」と笑いながら撮影班に目の周りを拭いてもらっている姿がとても可愛らしかったです。

どの作品も印象的だったので、良い結果が出ることを期待したいですね!

 

※メンバー:学生のこと(バンタンでは学生ではなくメンバーとお呼びしています)

 

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