[産学協同プロジェクト] 株式会社エイチジェイ様よりメディア部門横田様をお招きして。YouTube VIDEO PROJECTオリエンテーション開催！【バンタンデザイン研究所】

株式会社エイチジェイ様より、メディア部門を統括する横田剛司様をお招きしました。

今回は、株式会社エイチジェイ様が運営する「egg Channel」にて、配信するYouTube企画を考えるという課題に取り組みます。

初回オリエンテーションの様子をお届けします！

＜課題＞

egg Channelで配信するYouTube企画を考える

＜そもそも。egg Channelって？＞

横田様「egg Channelは、チャンネル登録者数26万人を誇るメディアです。

1995年創刊のギャル雑誌『egg』は、1995年に創刊されて以来、ルーズソックスやガングロなどギャル系ファッションに多大な影響を与えました。

2014年に惜しまれながら休刊しましたが、2019年に復刊し、平成そして令和のギャルカルチャーをけん引する存在となっています。」

＜株式会社エイチジェイ様について＞

「女子高生NO.1を同世代の女子が選ぶ、日本最大級のミスコンプロジェクト『女子高生ミスコン』、や『男子高生ミスターコン』を企画運営しています。

『男子高生ミスターコン』グランプリ受賞者には、特撮テレビドラマの主演に抜擢される方もいたりして、皆さん活躍されています。」

「他にも、チャンネル登録数８万人を誇る『TEENS Channel』や、20代のお姉さんギャルをターゲットにした、

大人ギャルの魅力を発信する『nuts Channel』を展開するなど、ティーンに特化したビジネスを行っています。」

＜はじめに、ネット業界の歴史＞

「時系列で、ネット業界の変遷を見てみましょう。

90年代にインターネットサービスがスタートしてから。

2000年代には動画メディアやスマートフォン、SNSメディア、など様々なサービスを開始しました。

そして、今……圧倒的にスマホファースト！です。

パソコンよりもスマートフォンの利用が増えている昨今、スマホでの閲覧をプライオリティの最上位とした

『スマホファースト』でのサービスを制作することが求められています。」

＜動画１分に180万文字分の情報量！＞

「1分間の映像では、文字情報に換算すると180万文字分の情報量があると言われていて、短時間で膨大な情報を伝えることができます。

また、主要メディアである、テレビとYouTubeとを比較してみましょう。YouTubeの場合、ハードウェアはPCまたはスマホですね。

選択肢や視聴場所も、自由に選ぶことができます。また、動画も時間帯に縛られることなく見たいものを視聴することができる利点があります。」

＜動画を作るまでの3つのプロセス＞

「動画を作るプロセスは大きく分けて３つです。まずフェーズ1は、動画を企画し構成を検討すること。

次のフェーズ2では、１の企画を実際に撮影していきます。そして最後の段階で、映像を編集して形に落とし込みます。」

＜そもそもの企画が大事！企画の4原則＞

「企画を作るうえで大切なことが4つあります。まずは

• 需要があること。人が視聴したいと思うニーズがないと企画は成立しません。
• 目新しさがあること。未だ、誰も見たことのない新規性があることが大事です。
• 実現可能性があること。実現できる規模感、予算感であることは重要です。
• また、法律を遵守した案であることも前提になりますね。
• 流行にのっかること。これはYouTubeの検索上で引っかかるために大事なことです。」

＜企画の立て方とは？＞

企画の立て方を説明しますね。『真逆のものを組み合わせる』ことがひとつのポイントになります。例えば……

ラーメン×　□　

この□の中には、何が入ると思いますか？」

学生「うーん、白いご飯？」

「その組み合わせは既にありますね（笑）例えばですが、しょっぱいものの反対なので、スイーツとかケーキとか甘いものがひとつの考え方です。」

＜撮影・編集のポイント！＞

「楽しく盛り上げながら撮影しましょう。現場の空気感は、映像にも反映されます。演者にとって楽しい撮影になるように心がけて。

次は、編集する時のポイントです！

伝えたいことが分かるように、そして動画の繋がりや展開が視聴者から見て分かりやすいように撮影・編集してください。

テンポが良くなるように細かくカットして編集することで、視聴者の離脱を防ぎます。

また、YouTubeの規約上、10分以上の動画だと多くの広告を入れることができて高い広告収益を見込むことができます。」

と、動画のトレンドだけでなく、企画・編集のポイントまで余すことなくレクチャーしてくださいました！

時代の潮流にのった実践的スキルを身に付けられるのも産学協同プロジェクトのメリットです。プロジェクトの進捗も、随時レポートしていきます！