【体験授業】芸人・ハリウッドザコシショウさんが参戦!大人気ギャグをシューティング&グッズ制作体験で「ええやん!」

入試/体験イベント
イベント
東京校
デザイン学部
映像学部

8月中旬、バンタンデザイン研究所の授業を体験できる「サマーセミナー」を実施!

スペシャルゲストとして、ハリウッドザコシショウさんをお迎えしました!
「誇張しすぎたものまね」でおなじみの大人気ピン芸人です。
「フォトグラフィ」、「グラフィックデザイン」、「イラスト」などの専攻分野を横断して「ザコシショウさんのギャグを題材にグッズを制作する」という貴重なイベントです!

サマーセミナー当日は入学検討者10名ほどに加え、在校生も10名ほどがサポート役として参加しました。(

【1.ハリウッドザコシショウさんに、自由に質問しよう!】
11:00>スタッフの呼びかけで、黒いテンガロンハットをかぶり登場したハリウッドザコシショウさん。「はい、どうも。ええやん。いってんの?いってんだよ、おれは~。どうもー!!」と挨拶すると、会場は一気に笑いに包まれます。

自己紹介では、2016年のR-1グランプリ優勝のエピソードを披露。「裸芸人が2年連続で優勝したんですよ。おれとアキラ100%ね!」と、当時の裏話やライバルとの比較を笑い交えて話します。
質疑応答タイムでは、在校生や入学検討者からの質問に、ひとつずつ丁寧に回答します。

  • 「誇張しすぎたものまね」のアイデアはどう生まれた?
    「テレビ番組で、『古畑任三郎』の漫談を5分ぐらいやってたんですけど、知らない人には長くて苦痛。だから短くして、オーバーなものまねを10個ぐらい寄せ集めて3分にしたら、うまくいった感じです!」
  • ご自身の衣装やシルエットのこだわりは?
    「おれ、プロレスが好きで。テンガロンハットは憧れのレスラーから。自分がカッコいいと思ったものを取り入れたという感じです」

  • 動画編集のこだわりは?
    「前はYouTube11本動画を上げてたんです。ライブよりも動画を撮って、失敗を削って短く編集するほうが成長できましたね。やりたい企画を撮って編集して上げる、その繰り返しが糧になったんです。塵も積もればって感じですね!」
  • 「サブリミナル効果」の映像が大好きです。映像の構成は紙に書きますか?
    「いや、紙に書いてもうまくいかない。普通の動画に違和感あるカットをパッパッと入れて、見て、直しての繰り返し。それがいちばん早いです。おれは、いい意味で、人に衝撃を与えたいっていうのがあるんです。悪い方向でイヤな気持ちにさせたいって意味では、まったくないですよ!単なるイヤな『うるせえな』じゃなくて、『面白いけど、うるせえな』だったら、いいじゃないですか?」

  • 思い出に残る、ダメなグッズがあれば、ぜひ教えてください!
    「会社から『これどう?』って言われて、好きじゃないのに『いいよ』って答えたときはダメでした。自分で欲しくないものをデザインしても、いいものは生まれないです」と、笑いを交えながらも、一つひとつに誠実に丁寧に答えます。

【2.校舎内スタジオに移動し「撮影」。在校生も、フォトグラファーとして参加!】
オリエンテーションの後はスタジオに移動し、プロフォトグラファーによる写真撮影へ。ザコシショウさんは、リクエスト通りにギャグのポーズを披露!

「誇張しすぎた福山雅治」でおなじみのメガネ

花束を床に叩きつけるジャンプ芸
ズボンを首元まで引き上げて「やっぱりズボンはあげちまわねえとね!」

「シュー!」

ポージングを変える度に、笑いをこらえきれなくなる受講生が続出!
また、フィルム撮影やライティング変更にはフォトグラフィ専攻のメンバーも参加し、実践的な撮影体験となりました。

【3.いざ制作!「グラフィックデザイン」&「イラスト」の授業とは?】
14:30>休憩をはさんで、14時半から16時半までの約2時間はグッズ制作タイムへ。
「グラフィックデザイン」授業では、「Photoshop」というソフトを使って、フライヤーやTシャツをデザイン&制作します。


教えてくださるのはマルチクリエイター・川端講師。

―― グラフィックをデザインするときのポイントは?
川端講師「受講生一人ひとりが、それぞれ伸ばしていきたいデザインの方向性があると思うので、それをいかしながらアドバイスをしています。
何か一つ面白さ遊びの要素を加えられると良いと思います!
僕もポスターを制作していますが、ハリウッドザコシショウさんが『プロレスがお好き』と話されていたので、昭和のプロレスのチラシを参考に色や配置を考えています」

「イラスト」授業を教えてくださるのは、グラフィックデザイナー/イラストレーター・鈴木講師。
―― イラスト化のポイントは?
鈴木講師「一目見て、ハリウッドザコシショウさん本人だと見てわかること。デッサンで描いても、デフォルメしてもいいですよ。ハリウッドザコシショウさんは、ビジュアルとしてとても特徴的なので表現しやすいと思います!そもそも2時間という限られた時間で作品を完成させるだけでも素晴らしいです!」

【4.ハリウッドザコシショウさんが、お気に入り作品をピックアップ!】
こうして2時間の制作を終えて、総評タイムへ。

ハリウッドザコシショウさん「素材がおれしかないという、地獄だよね(笑)。作品、楽しみですわ!授業中、ドラを叩いて登場してくださいと言われたんですが、みんなの邪魔をするのが悪くて消えちゃいました。自分でも動画を編集しますが、編集中は邪魔されたくないです。1日で仕上げるなんて無理な話ですわ……!」

そして、受講生、在校生から作品のプレゼンテーションを受けます。

ハリウッドザコシショウさん「ひと手間かけていますね。共感できますわ!おれ、こんな顔してたっけ!?」と一つひとつにフィードバックし、お気に入り作品をピックアップ!

ハリウッドザコシショウさん「全部良かったんですが、実際に売っていそうな3作品を選びました!2時間で作品になっているだけで素晴らしい!!目指していない人に作れと言われてもできません。みんな、クリエイターとしての第一歩を踏み出していると思います!」

こうして、1DAYセミナーが終了。参加したメンバーの感想は……?
加茂さん(セミナー受講生)「家族全員がザコシショウさんの大ファンです。実際に質問できて良かったですし、デザインに落とし込めて大満足です!」

グラフィックデザイナー専攻1年・澤木海凪さん(在校生)「今日の制作のためだけに、シューティングを行うなど、とても贅沢な企画だったと思います!Tシャツは2種類を制作し、シールも制作しました」

【5. ハリウッドザコシショウさんから、クリエイティブ業界を目指す皆さんへ】
最後に、クリエイティブ業界を目指す受講生、在校生に向けて、ハリウッドザコシショウさんからメッセージをいただきました。
―― 作品をご覧になってどのような感想を持ちましたか。
「短時間であんなに表現できる人がほとんどで、レベルが高いですね!」
―― 選ばれた基準は?
「基本的には、自分が見て欲しいもの。自分でデザインするときも、自分が欲しいかを基準で作っています!」

―― ご自身のクリエイティブでこだわられていることは?
「嫌いなことはしないです。嘘をつかないこと。それに嘘をついて出すと、ろくなことはないです。好きじゃないことが作品に出ますね。“魂”も、乗らないです」
―― 業界を目指す人たちに応援メッセージをお願いします!
「デザイナーさんは、どんな被写体でも良いデザインを作れるけれど、おれは人のデザインをすることはまったくできないです。
自分の出演する動画の編集はできても、他の人の動画編集はおれにはできません。
プロの人はできるじゃないですか?なので、尊敬します!
好きなものを突き詰めていけば、いいものが生まれると思います!」

【PROFILE】
関西テレビ「R-1ぐらんぷり2016」優勝。
’92年大阪NSC11期生として入学。
X:@zakoshisyoh
YouTube:「ザコシの動画でポン!」@HollywoodZakoshisyoh

シェアする