今日からあなたもカメラマン!<フリーランスサバイバル術&ワークショップ>【バンタンデザイン研究所大阪校】
こんにちは!
■■■バンタンデザイン研究所大阪校です■■■
今回は写真家の「木村華子」さんをゲスト講師に迎えたWSフォトグラフィコースの特別授業の様子をレポート!
【木村華子さん】
写真家。現代美術家。
同支社大学文学部美術芸術学科卒業。
商業フォトグラファーとして広告や雑誌などで活動する傍ら、
広大なグレーゾーンに触れることをステートメントの中心に捉えたコンセプチュアルな作品を展開している。
展示型コンペ「UNKNOWN ASIA 2018」にてグランプリ受賞。
前半は、フリーランスで活躍するために大切なことを、木村さんが実体験ベースで解説。
!)早くカメラマンになるには、とにかく名乗ること
「実績がない状態ではビビると思いますが、名刺を作って、あなたがなりたい肩書きをSNSに書けば、今日からあなたはカメラマンです」
!)続けていくコツは、打席にたくさん立ってみる
「最初のうちはお試し採用みたいなことが度々あります。できるかな?とか、ギャラ安いやんとか思うこともあると思いますが、
写真は撮れば撮るだけ実績になりますし、興味がないと思っていた仕事も、やってみたら面白かったなど、意外な発見もあります」
!)信用信頼貯金をためる
「人はいつか必ずミスります。その時、何事もなく次から仕事が来るか、
一生その人から仕事が来なくなるかは、日々のちょっとした積み重ねにかかっています」
■■ここで質問タイム■■
バンタンOGでもある木村さんに、学生ならではのお悩みが飛び出しました。
「機材費などを知らない友達や知り合いから『タダで撮って』と言われるんですけど、そういう時の対応を教えてください」
「見積書を作っちゃうとか、内容が面白そうならちょっと安くても引き受けてもいいかな。
その友達が将来めちゃくちゃビッグになるかもしれないですしね。これが意外とあるんですよ。なので、疲れない程度にバランスを見ながらやっていくのがいいと思います」
■■休憩の様子■■
フレンドリーな木村さん。メンバーたちと『現場あるある』トークで盛り上がりました!
~ワークショップ~
後半は、メンバーが「これぞ!」と選んだビジュアルイメージ1点について【どこが好きか】【なぜ好きか】をプレゼンテーション。
■加藤さんは、自ら撮影した写真を第三者目線で紹介!
「フォントはカタルシスと書いてあり、社会的な問題を取り上げている写真です。
露出犯は露出することで自分を保っている、みたいな部分をアートにした、らしいです。
彼の写真には必ず青のモザイクが入っていて、すごく面白い作家さんだな、と思います(笑)」
木村さん「仕事では高確率で写真の上にフォントが乗ってきます。自分でフォントを入れていると、
仕事で写真を撮る時にフォントの位置を意識できますし、写真も面白いので、どんどん続けて、結構な量になったら自分で写真集を作っちゃってください」
■山中さんは、フェルナンド・ボテロの『モナ・リザ』
「理由は、ただ単に好きだからです。ぽっちゃりしているけど、顎のラインや手などがきちんとオマージュとして投影されているのがすごいなと思いました」
木村さん「オマージュは、元の絵画のイメージをどのように解釈するかというところが重要で(山中さんは)ボテロの解釈の仕方が好きなのかな、と思います。
フォルムが好きとも仰っていたので、ぽっちゃり系のモデルさんの写真やファッションを研究して、ふっくらみの何が好きなのかを追求したり、自分でオマージュを撮ってみたりすると、活かせる幅が広がるかなと思います」
バンタン生の『知りたい』がぎゅっと詰まった、笑顔溢れる楽しい講義でした!
\木村さん、ありがとうございました!/
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