[産学協同プロジェクト]若旦那こと新羅慎二さんのレーベル・KSR様モーションロゴデザインプロジェクト進行中!オンラインで中間プレゼンをレポート【バンタンデザイン研究所】
新羅慎二氏が立ち上げた国内レーベル・株式会社KSR。
エンターテインメントの分野において幅広い事業を展開しているKSR様のモーションロゴのデザインを
デザイン本科・選択映像クラスが担当させていただくことになりました!
ロゴは、デジタルメディアで発表される作品のイントロやエンディング等で使用される予定。
今回は、オンラインで行われた新羅さんへの中間プレゼンテーションをレポートします♪
<小倉さん>
小倉さん「考えたムービーのラフ画をお見せします。
ムービーでは、ドン、ドン、ドンッと足音がしてゾウが進んできます。ゾウの足が地面に着いた時に草木が生えるようにしました。
ゾウが真ん中まできたら、鼻を上げるモーションをかけます。
『パオーン』という鳴き声の後、打楽器のドンという音が入って、KSRのロゴに切り替わります。
ペンでSとRを描くようにして、最後に女性の声で『KSR』と読み上げる、というものを考えました。」
「感無量です。素晴らしすぎる!」と、新羅さんも大絶賛。
小倉さん「気になる点等はありますか?」
新羅さん「そうだな……尻尾をふるシーンの音が欲しいですね。
あとは、動物ってピタッと止まらないでしょ?ダンスでもそうだけれど、止まった後に少し揺れるとよりリアルでいいと思います。
さらに言うなら、ゾウの影や風なども感じられるともっと面白いです!」
小倉さん「ご意見ありがとうございます!」とスムーズに意見交換できていました!
<鈴木さん>
鈴木さん「2案考えました。
1つ目は、音楽の力や自然を想像したものです。ゾウの足音が響いたあとに『パオーン』というゾウの鳴き声。
そして『KSR』という女性の声のサウンドを流しています。足音に合わせてロゴが振動するようにしました。
最後に一瞬カラフルになるのは、多方面での展開を行い、多ジャンルの音楽を取り扱うことをイメージしています。」
新羅さん「格好いいね!」
「ありがとうございます!2案目は、音楽の力で創造していくことをイメージしたモーションです。
変哲のない図形が破裂して、足音と共にゾウの鼓動が感じられるモーションにしました。」
新羅さん「なるほど。2案目はどっちにいくのかな?と思いました。というのも、僕にとってバンって散る感じが2通りに解釈できたんです。
スクラップ&ビルドの『破壊と創造』なのか。それとも、物事の最小物体である原子が分裂するサマで、原子の動きのようにも見えました。
言うなれば、命の源とかがあって、それが音楽になったみたいな。
なので、2通りのどっちかに振ってほしいですね。『スクラップ&ビルド』なのか『命の源』なのか。
俺は原子が好きだから、できれば原子の旅をしてもらいたいです。他のアイデアとしては、1案と2案が混ざってもいいかもとも思いました!」
鈴木さん「ありがとうございます。ふたつを合わせた折衷案も含めて考えます!」
<内田さん>
内田さん「液体や水をテーマに制作しました。映像は、まず暗い中に、水の波紋のような光がチカチカ点滅していきます。
緑、青、赤に光った後に、中央にロゴマークが浮かび上がります。
サウンドは、まず水の音がして、ゾウの『パオーン』という鳴き声の後に、『KSR』が入ります。」
新羅さん「いいと思います。俺は木漏れ日みたいに見えたな。もっと色んな色を入れていいと思う。金色とかが光ったりね。
あとは、水って命の源で、人も動物も水脈があるところに住み着く。『命の大事なところ』を表現していると思う。」
内田さん「ありがとうございます。質問なのですが、黒と白だと地味でしょうか?」
新羅さん「そうだね。光はもっとピカピカさせたい。太陽のまぶしさを表現してもいいね!」
2案目は、泡が現れ弾け、消えて、泡が再び大きくなり、泡が半円模様になりロゴマークに変異していくというモーション。
新羅さん「ロゴがレコードっぽく見えるので、レコードプレイヤーに針を落とす音とかも入れて、くるっとロゴを一回転させてもいい。
水の円形がレコード盤になっていく展開も格好いいと思う!
みんなが自然をイメージしているから、レコードのバージョンも見てみたいな。」と要望しました。
<田沼さん>
「1案目は、自然・ネイチャー、ゾウの皮膚、水、人の集まりといったイメージに寄っていきます。最後に、KSRのロゴが表示されます。」
新羅さん「いいね。できれば、空から見た地球を追加してほしいな。」
田沼さん「分かりました!
2案目は、とても抽象的な映像にしました。ドラの音が響いて、暗い中に光の三原色が中央に集まっていきます。
合体して小さくなり、大きくなる時はKSRのロゴの形になっています。暗闇から浮かび上がるイメージです。」
新羅さん「対照的でいいですね。静かさと共に、情熱みたいなものがもっと感じられるといい。
三原色のコンセプトもしっかりしているので、それが伝わるといいね。
あとは、最後のロゴになった時も仕掛けが欲しいな。」と助言しました。
<岩倉さん>
岩倉さん「岩が砕けてロゴが生まれるモーションにしました。既存の価値観を壊すようなものを目指しています。
今回は音をお聞きいただけないんですが、ドンドンという足音と共に岩が割れていき、ロゴが出てくるイメージです。
迫力があるサウンドを選びたいと思っています。
2案目は岩が剥がれ落ちていくバージョン。ドンドンという足音と共に、ゾウに覆いかぶさっていた岩が落ちていくモーションに仕上げました。」
新羅さん「これ、石じゃなくて春夏秋冬でもいけるんじゃないかなと思います。
春夏秋冬のものが剥がれ落ちていって、最後に、ゾウに新芽が出るとかでもいい。色味が綺麗なのを作ってもらいたいなと思います。
1案目も、心臓っぽくも見えていたので岩でなくてもいいかも。でも、心臓が破裂しちゃったらヤバいんだけど(笑)。
ドクドクいってても格好いいと思います!」
岩倉さん「面白いです!春夏秋冬でも考えてみます!」
<有田さん>
「地球上のものはすべて繋がっている、というコンセプトを伺い、レコードがロゴになるモーションを考えました。
レコードが回っているのですが、半分に分裂して、ゾウのお尻の部分に変形していきます。
次にレコードが銅の部分になり、最後に頭の部分に変わっていきます。最後に頭としっぽがしなって、『パオーン』と鳴きます。」
新羅さん「レコードがゾウになっていくのはすごくいい。パオーンに意味がほしいな。例えば、鼻から音符を出すのはどう?」
「あ!面白いアイデアだと思います!」とメモを取る有田さん。
そして、水をイメージした2つめのモーションも提案されました。こちらは、水が少しずつ集合してKSRのロゴに変形していく作品。
新羅さん「水特有の動きを表現できると、さらに良くなると思います!」
こうして、すべての作品へのフィードバックを終えて……
「どれもすごく良くて驚きました。仕上がりを楽しみにしています!」と新羅さん。
学生たちは引き続き作品をブラッシュアップしていきます。
新羅さんからのフィードバックも発想に満ちていて、完成への期待感が高まるプレゼンテーションとなりました。