[産学協同プロジェクト] 浪花ほのかさんが来校!新ブランド「Tiare(ティアレ)」に、学生たちがフライヤーデザインを提案するプロジェクトが始動!【バンタンデザイン研究所】
バンタンデザイン研究所では、「産学協同プロジェクト」を積極的に取り入れています。
在学中から、現場と同じように企業からの課題をクリエイションの力で解決する、実践的な授業です。
今回のクライアントは、人気モデル・浪花ほのか様。
“ほのばび”の愛称で親しまれていて、SNSフォロワー数は約30万人!(2020年7月現在)
https://www.instagram.com/hnoa_z/?igshid=jori7fk440tv
浪花さんが来校して行われたオリエンテーションをレポートします!
浪花さん「Tiare(ティアレ)はハワイに自生する白いお花で、レイや花飾りに使われています。花には『幸福』という意味があります。
ブランドのイメージはベージュですが、幸せを届けられるような色合いでアイテム展開するつもりです。
イメージは、可愛いというよりも格好いい感じで考えています!
今回は、ポップアップショップをする時に、お客様に渡すフライヤーをデザインしていただきたいと思います。」
スタッフさん「販路はECサイトと、浪花ほのか本人に会えるようなリアルな機会も作っていきます。
地方にも行き、ルックブック(フライヤー)にサインをするようなイベントを考えています。」
ここからは、浪花さんへの質疑応答タイム。
プロジェクトに取り組むのは、夜間グラフィックデザインコースの学生たちです。
双方向で対話することで、ブランドイメージをより明確にしていきます。
Q.ブランドのターゲット層を教えてください
「高校2年生から大学2年生くらいまでの方たちです。ちらほら中学生もいるかな。
自分が持っていて自慢できるようなブランドにしたいので、実年齢+5歳くらいの、少し背伸びしたデザインでも大丈夫。
なので、子供っぽくする必要はないです。」
Q.アイテムの値段はいくらくらいですか?
「中高生、大学1・2年生の子が買える値段にしたいです。
例えば、トップス3900円とか、アウターが1万円前後になると思います。」
Q.パンフレットは、ブランドサイトのイメージに沿ったほうがいいですか?
「そうですね。飾りとかは少しでいいと思います。ゴチャゴチャした感じにはしたくありません。
あとは、文字も長いものはいらないかな。2行くらいのイメージです!」
Q.浪花さんが好きなブランドを教えてください!
「ZARA、STYLE NANDA、H&M、Bershkaなど、海外ブランドのデザインが好きです。」
Q.デザインで大切にしていることは?
「重たくならないように、パールとか、透明感で『透け感』を出すことを大事にしています。
シャツも、少し変わった形のデザインで格好よく着られるようなものが好きです。
スカートというよりもパンツとか、セットアップ的なものを提案していきたいです。」
Q.色味はブラウンと白ですか?
「そうですね。明るい春のような色というよりも、くすんだ落ち着いた色をイメージしています。
ピンクもくすんだピンク、くすんだブルーがいいです。」
Q.シーズン的には秋冬だと思いますが、肌の露出度は?
「肩の一部を開けたり、抜け感が出るようにお肌を出すデザインにします。
がっつり全部の肌を覆いたくないというのはありますね。」
Q.ナイトウェアはデザインしていますか?
「パット付きインナーを出すつもりです。
一枚で着ても可愛いもので、それはナイトウェアっぽく着られるかもしれません!」
Q.ルックブックの撮影イメージを教えてください!
「自然光があって、植物があるスタジオをイメージしています。」
Q.撮影では、他の花は入れたくないですか?
「できればそうですね。もしも撮影で持つとしてもティアレがいいです。
実は、系列校のレコールバンタンさんにもケータリングをお願いしていて。
そちらでもティアレをイメージにして下さいとお伝えしています!」
Q.ティアレの花びらの枚数は決まっていますか?
「6枚くらいかな。花は二重にはしたくないです」
また、今季は、約60品をシューティングする予定。
内訳は、セットアップ×全身1P、トップス×2P、アウター×1P、サイン用ページ×1P、他3-4カットを使って編集していく予定なのだそう!
こうした細かな進捗と要望を共有していくことで、より精度の高いクリエイションが生まれます。
中には、サンプルデザインを持参した学生もいました。
「ティアレが海に浮いているイメージで作りました!」
「いいと思います~!」と高評価を得ていましたよ。
最後には、「皆さんのデザインに期待しています。よろしくお願いします!」とエールを送りました。
フライヤーは、単に世界観を伝えるだけではなく、ブランドとお客様とを結ぶ重要なコミュニケーションツールでもあります。
ぜひ、期待値を超えるようなデザインを提案していってください!