前回のSHOWレポートに引き続き、
今回はショー会場で行われた、「AFC U-18」の公開最終審査の模様をレポートします!
<アジアファッションコレクション(AFC U-18)中高生部門公開審査>
AFC U-18は、全国の18歳以下の中高生を対象にしたファッションコンテスト。
応募した学生たちは、自身が考えたデザイン画から実際の衣装制作を行いました。
プレゼンターはスタイリスト伊達様。
「それでは発表致します。
U-18グランプリは、愛知県立名古屋西高等学校 市野りおさんです。
市野さんには、バンタンデザイン研究所特待生の資格と渋谷パルコでの展示、R-1000のポイント授与を致します。」
市野さんには、記念の表彰状が贈られました。
伊達様「今年のAFC U-18は非常にレベルが高く、デザイン画のときから選出は困難でした。
最終選考に残った3名は作品へのこだわりと思い入れが強く、ファッションへの熱い想いを持っていることに感動しました。
スラッシュキルトという技法など手仕事に非常にこだわりを感じました。
簡単に洋服が買える時代だからこそ『人の手仕事が感じられるものにこだわりたい』というメッセージも印象的。
若い世代の貪欲さを感じさせてもらえる作品でした!」
市野さん「この作品を作りあげるのにたくさんの方にサポートしていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。AFC U-18に出て、服が大好きだと改めて感じることができました!」
と涙ながらに気持ちを語ってくれました。
パルコ溝口様も、
「AFCは、アジアに通じる若いデザイナーを発掘することを目的にスタートしました。
U-18は若い才能に刺激され今年で3回目を迎えます。
作品からは『大人がちゃんとしないのであれば、私たちがします』という強い決意が感じられました。
グランプリ作品は、渋谷パルコでの展示をお約束します。」
とコメント。
若き情熱に心打たれる、感動のコンテストとなりました!
次回はいよいよ、卒業修了制作展の表彰式をレポートします!