23.01.20 23.03.30 更新

<New Creative Project>7月26日実施のファッションショーまでカウントダウン。ヘア&メイクの制作過程で垣間見えた、在校生の作品とは?【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
東京校
ヘアメイク学部

ファッションショーまでカウントダウン‼

ヘア&メイクの制作過程の在校生の作品をレポート

 

2022年7月26日に、新宿の外資系ラグジュアリーホテル・天空のチャペルにて、バンタンデザイン研究所在校生(以下メンバーと呼びます)が、ファッションショーを実施いたしました!
また、同日行われるアフターパーティでは、系列校・レコールバンタンのメンバーが、オリジナルフード、ドリンク、スイーツをケータリング!
「New Creative Project」は、長引く鬱屈としたムードを晴らすような、大規模なクリエイティブプロジェクトです。

 

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今回は、校舎にて行われた作品制作授業をレポートします。
 

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1.チーム4「cultural liberty」

<加藤さん・堀口さん「金魚」>
「自由文化」をテーマに掲げるチーム4。
日本の「お祭り文化」を象徴する金魚を、作品のモチーフに選びました。
 

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堀口さん「白や赤の和紙を使って、金魚の背びれを表現しています。これから全体のバランスを調整予定ですが、『透け感』が重要になるんじゃないかなと思います。授業では、ターム(学期末)撮影が終わって、New Creative Projectに専念できるのが嬉しいし、SNSの撮影アカに作品をアップできるのも楽しみです」と話します。

 

 

<鈴木さん・山登りさん「デジタル文化」>
鈴木さん「カラフルなウィッグと、顔にはパステルカラーの線を描いたプレイフルなメイクにします。パステルカラーが好きな二人の想いから、鮮やかなヘア&メイクを提案します」

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制作で大変なことを聞くと……

鈴木さん(写真左)「プレゼンテーションで何度もブラッシュアップするのが大変でした。アイデアを3回出して、4回目でようやく今の形になりました」
山登さん(右)「今は、手を動かしながらヘア&メイクを詰めている段階なので、スムーズです」

 

2. チーム6「Silent Majority」

<田辺さん「worry monster」>
ティーンが抱えるさまざまな悩み・心配をモンスターと捉え、それ乗り越えていく様子を、ネオングリーンのヘアと縁取りしたオーバーリップでポップに表現。
 

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田辺さん「チーム6のショーは、モデルが5~6体いるのですが1体目から順に、少しずつ年齢を重ねていく想定です。ティーンならではの感情の起伏も表せたら」と話します。

 

<松田さん&平井さん&浅沼さん「pray for……」>

声に出さずとも、多くの人が持っているであろう「平和や幸運への祈り」がテーマ。ヘア担当・浅沼さんは「最終的には、髪に針金をつけて、8の字型を自由につくる予定です。でも、エクステの重みで根元が思うように固定されません。別の素材でもいいのかもしれませんね……」と試行錯誤中。

 

 

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松田さんは、左右でメイクの質感を変えることで、2パターンのメイクを比較しながら仕上げています。
 

 

3. チーム1「虹」
今川さん&衛藤さんは、7色のなかでも「赤」を担当。トルソーにさまざまな赤色の布を重ねながらドレスを制作中です。

<小林さん&吐合さん「黄」>
吐合さん「メイクは4パターンを考えています。今日は、4案すべてを作って、講師にチェックしていただきます。最終的に、1つにしぼる予定です」
 

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小林さん「顔に生花を貼りつけたメイクは、面白いと言っていただけました」と、手応えを感じている様子。

 

4.プロフェッショナル講師の視点
各チームから進捗報告や、技術の相談を受けるプロフェッショナル講師たち。
現段階で、どのような印象を抱いているのでしょうか?

 

講師「自分の仕事においても、やり方において明確なルートが用意されている訳ではありません。十数年仕事をしていても、スタートからゴールまで全く同じプロセスということはありません。この機会を通じて、クリエイションとはそういうものなのだと知っておくと、良い意味で自由になれると思います」とメッセージ。

 

また、「正解は一つではなく、色々なパターンがあると思います。なので、『これ、合っていますか?』と答え合わせするのではなく、『目指しているイメージはこれで、自分はこうしたいです』と言ってくれた方が、的確な提案ができます」。

 

講師「メンバーを見て、すごいな~、器用だな~と感じます!今、私が知りたいのは、ディテールよりもヘア、メイク、スタイリングの方向性です。一つの要素が変わると全部を変えたいというチームもいるので、方向性を確定してほしいです。テクニックの部分はこれから調整するとして、根本的な『何がやりたいのか』が明確なことがすごく大事!全体として、おおよそ50%くらいは達していると感じるので、ここからまた頑張ってほしいです」と、期待を寄せます。
 

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未だ道半ばですが、着々とクリエイションが具現化されていることが感じられます。
 

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New Creative Projectファッションショー当日までの過程を、随時レポートしていきます。

 

 

 

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