23.01.19 23.03.30 更新

<New Creative Project>2022年7月26日、新宿のラグジュアリーホテルにてファッションショーを実施!その前のヘア&メイクの制作授業をレポート【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
東京校
ヘアメイク学部

新宿のラグジュアリーホテルにてファッションショーを実施!

その前のヘア&メイクの制作授業をレポート

 

2022年7月26日(火)に、サンフランシスコ発のラグジュアリーホテルにて、バンタンデザイン研究所の有志チームがファッションショーを行いました。
 

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メディアヘアメイク総合2&3年次、ヘアメイク専攻2年次、WSヘアメイク専攻2年次の在校生(以下、メンバーと呼びます)で、専攻を越えてチーム編成されています。
数回にわたるプレゼンテーションを経て、いよいよ作品の制作に入りました。

 

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授業では、プロフェッショナル講師チームからフィードバックを受け、ブラッシュアップを行っていきます。

ショーテーマは「PEACE」。メンバーのクリエイション過程をレポートします。

 

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<丸山さん&蓮沼さん「MY DEAREST」>

 

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「うちのチームは、各班がヘア、メイクそれぞれの詳細を詰めている段階です。今は、ヘッドピースのボリュームをどれくらい大きくすればいいのか?作りながら見極めています」と、丸山さん。

「やりたいことができている実感はあります。チームメイトの丸山さんが『いいんじゃない?』と肯定しながら進めてくれるので、励みになっています」と蓮沼さん。

 

 

<奥田さん「護」>

 

奥田さん「タイトルは「護」で、『命の灯を自ら、または誰かの手によって消すことがない世界』を表現します。和風のテイストにしたく、黒と赤を使うつもりでしたが、命を青い炎に見立てて、白と青でまとめる予定。また、チーム全体で、チュール、オーガンジーといった素材を使うことで、統一感を出していきます」と話します。

 

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結果的に3LOOKの提案になったと話すチーム2ですが、限られたメンバーが協力してブラッシュアップにまい進しています。

 

<吉田さん&有馬さん「PURSUIT OF BEAUY」>

「最初のアイデアからは、3~4回は変わっています」と笑う有馬さん。

吉田さん「プロフェッショナル講師やメンバーなど、たくさんの人が携わっている企画なので、自分にはないアイデアをたくさん吸収できることにやり甲斐を感じています」

有馬さん「時間がない中で、色々な方向性から作品を考えなくてはいけません。でも、ブレイクスルーになるような発想が浮かばないときは辛いです。メイクでは、モデルさんにペイントをするつもり!自分がやりたいことを思い切り表現できる機会として楽しみたい」とコメント。

 

<海野さん&松倉さん「Student Freedom」>

松倉さん「ブラック校則に象徴されるように、自由度が低いイメージのある日本の学生。自分の個性が素晴らしい、と思ってもらえるような自由を謳歌する学生を表現します。スタイリングは制服をベースにするので表現しやすいですし、自分たちがイメージするものが形になっているので楽しいです」と話します。

 

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海野さんはここまできたら引き返すという選択肢はありません。『New Creative Project』をやり切れば自信がつくし、ヘアメイクアシスタントなどのお仕事も乗り越えられると思います」と、ポジティブにとらえて作品作りに向き合います。

 

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<鈴木さん&植村さん「Inner Strength」>

「私たちチームの作りたい女性は明確で、ずっとブレていません。『凛とした強い女性』を表現したい」と植村さん。

 

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鈴木さん「『自分の好きな格好がしたいけれど、人の目が怖くてできない』という人もいると思います。ショーを見た人が、自分の気持ちを肯定された、と思ってもらえるような作品にしたい」と意気込みます。「Inner Strength」チームは、講師に、ウィッグのカラーについて相談します。白みが強いブロンドと、黄みが強いブロンドの2つで迷っていることを伝えると……

 

講師から「ヘア単体で考えるのではなく、モデルさんのスキントーンに合わせて考えることが大切。色々なモデルさんを検討して、納得したうえでショーに送り出した方が気持ちもいいと思う。なので現時点で決める必要はないのでは?個人的にはイエローのウィッグが好みです」と、さまざまな側面から作品を見るようにうながし、意見を伝えます。

 

 

<原さん&大高さん「alone」>

原さん「世の中には、名前もないマイノリティへの差別が存在していると思います。そんな名前のないマイノリティを、私たちは個性だととらえていて、寄り添えるような作品を表現します。着想源は『炭酸の入っている容器をふったら、勢いよくバッと出る様子』で、抑圧された状況から解放されるイメージも重ねています」

 

ヘッドピースには、羊毛フェルトを使って、温かさも表現。

 

大高さん「メイクを監修する講師からは、炭酸ならではの『ツヤ感』も表せるといいとフィードバックをいただきました。残された時間でさらにブラッシュアップしていきたいです」と、意欲を見せます。

メンバー一人ひとりが、テーマである「平和」を解釈し、試行錯誤しながらクリエイションしていました。残された時間内で、いかに作品の解像度を高めていくのか?

 

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スクールブログでも、制作過程をレポートしていきます。

 

 

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