ヘアメイク本科(2年)生が、「TIME」をテーマにヘッドピースを制作!
参加者たちはこのテーマに沿って、モデルの選定も含め、自分たちで決めたコンセプトを投影した作品作りを進めてきました。
監修講師として参加いただくのは、KOHZAKI講師(ヘア)とEBARA講師(メイク)。
今回はそんな作品をカメラに収める、撮影の様子をレポートします!
撮影当日、メイク室には、モデルさんに真剣な眼差しでメイクを施す、ヘアメイク担当の学生たちがずらり。
ヘッドピースのセットとヘアメイクが完成したところで、1チームごとに撮影スタジオへ、順番に入っていきます。
不思議の国のアリスをテーマにしたファンタジックなヘッドピースには、それにマッチするパープルのアイシャドーと深紅の口紅のメイクを。
メイク担当の学生たちは撮影直前までデコルテにハイライトを施したり、メイクの最終チェックに余念がありません。
撮影時には、モデルさんの美しさが際立っていました!
そのほかにも、扇をヘッドピースに使用した和のテイストを醸し出した作品、
温かそうな毛糸で出来た、ロシア帽の様に高さがある帽子と、
そのお揃いの素材で作られたマスタッシュ(口ひげ)を組み合わせたユニークな作品、
空き缶を螺旋状に繋げ、シルバーのアクリルを細かくカーブさせてウィッグの様にあしらったヘアデザインなど、見ていて楽しくなる様な作品ばかり!
中でも、竹を細長く切ったものを、頭から上半身にかけてダイナミックな形で身体に沿わせたヘッドピースは、
頬にゆるやかに沿わせたエクステととてもマッチしていて、ひと際目を引いていました。
メイクを担当した学生にこちらの作品のテーマを聞くと、
「冷静な気持ちになることで、今まで自分が見えていなかった事、気付かなかった事が見えてくると考えているので、
『冷静である事の大切さ』がこの作品のテーマです。
竹はとても落ち着きがあるイメージを持つ植物なので、この作品のテーマと繋がると思い、作品の素材に選びました。」と話していました。
撮影の間、チームごとに撮影した画像をPC画面で確認。「かっこいい!」「この角度の方がいいね。」など、
カメラマンとヘアメイクの担当者たちが素晴らしい写真の仕上がりに感嘆の声を上げながら、画像をチェックしていました!
この日、撮影に臨んだ参加者は総勢43組!撮影に参加した生徒の皆さん、講師の方々、本当にお疲れ様でした!
今回の撮影の中で選ばれた優秀作品は、ヘッドアートフォトコンテストへのエントリーとカッティングエッジに出展予定となっています。
どの作品が選ばれるのか、楽しみですね!