【東京校】創造性開発プログラム「表現のワーク」の参加者が、世田谷ものづくり学校ギャラリーにて展示会を開催!表現で私たちは何ができるのか、新世代が見る世界「NEW視展」①【バンタンデザイン研究所】
こんにちは! バンタンデザイン研究所です(^O^)
世田谷ものづくり学校IDD Galleryにて創造性ワークショップⅡ「表現のワーク」の展示会&公開プレゼンが行われました!
バンタンでは全スクールで創造性を養うためのカリキュラムとして「創造性開発プログラム」を実施しています。
今年は「不要なものから大切なものへ」をコンセプトに、
国内外問わず活躍されている段ボールアーティストの島津冬樹氏に講師に来ていただき、
新しい自分の表現を発見するための特別ワークショップ「表現のワーク」を12月から開催してきました。
ワークショップ期間は約3ヶ月。
参加学生たちそれぞれの個性豊かな作品を世田谷ものづくり学校のギャラリーにて約20作品を展示しました。
公開プレゼンテーションには島津氏のほか、
サイバーエージェントのデザイナー山幡氏とAID-DCCでアートディレクターの有吉氏も講評ゲストとして来ていただきました。
ファッションデザイン科基礎科の渡邉さんは、
「汚れ」や「ほつれ」などファッション業界では欠陥とされているものを、
あえて全面で出してかっこよく身に着けることをコンセプトに、小物やアクセサリーの作品をプレゼンテーション。
ソースやケチャップや鉛筆など普段の生活の中でよくある汚れを再現、
作品を身に着けて街を颯爽と歩く様子をプロモーション映像として展示しました。
「今まであまりこういう調味料を使った表現をしたことがなかったけど、
今回この表現のワークでチャレンジしてみて意外とかわいかったり、かっこよかったりして、
服ってなんでもありなんだなって気づきました。」
「僕も段ボールで帽子を創った経験があって、実際にかぶってみるとすごく恥ずかしかったんだよね。
今回渡邉さんの作品はもともとワンピースの予定だったけど、それがこんな風により身近な小物で表現できたのは良い選択肢だったと思う。」
「ダメージジーンズみたいにこういう行為自体が1つのカルチャーになりそう。」
「コンセプトを聞いていて実際のプロモーションのイメージがすごく湧いてきた。ビジュアルをどうこれから尖らせていくかの勝負だね。」
と色んな講評者からも沢山のフィードバックを受けていました。
デザイン科基礎科の高橋さんは、今回の展示名でもある「視点」について深堀。
日常の夜の風景から自分なりに面白いと感じる部分だけにフォーカスした写真集と、
ズーム写真から平面グラフィックを作った写真集の2冊を発表。
写真の裏面に答えの写真が印刷されていて、全員でも楽しめる作品になっています。
「表現することへの熱意が伝わってくる作品」「発見しながら形を作っていたところがとても良い」とゲストも絶賛。
次回も引き続き、展示作品を紹介します!