【卒業制作展】表参道にて、ファッションショー「LAST COLLECTION」開催!3年制ファッションデザイン専攻、2年制ファッションデザイン専攻、2年制スタイリスト専攻、高等部、X-SEEDが集大成を発表!

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東京校
ファッション学部

バンタンデザイン研究所は在学中から、実践的な機会が豊富。
2025年2月8日、ファッションショー「LAST COLLECTION」が開催されました。

ファッションデザインを学ぶ高等部、2年制ファッションデザイン専攻、
3年制ファッションデザイン専攻、X-SEEDに在籍するメンバーが、
自身のオリジナルブランドを作り、代表ルックを披露。

メンバーは、ブランドのコンセプト、デザイン画、仕様書作成、パターン、トワル、
生地選定、縫製までをトータルで学んできました。
会場は、表参道駅から徒歩約4分の「LA COLLEZIONE - ラ コレッツィオーネ -」。

バックステージでは、ヘアメイク専攻メンバーによるヘアアレンジ&メイクアップが進行中!

「ANREALAGE」デザイナー 森永邦彦氏や、「DAIRIKU」デザイナー 岡本大陸氏など、
名だたる先輩たちも、バンタンデザイン研究所生としてのフィナーレを、
ファッションショーで飾ってきました。

今回はフロントロウ(最前列)で、
3年制ファッションデザイン専攻による「LAST COLLECTION」をチェック!

【BEST BULLETPROOF VEST】by SAYATO SAKAI

【MUKU】by MAHINA SATO

【SCAVNET】by KENTA YOSHIDA

【Hauptrolle】by HARUKA SHIMADA

【EUPHORIA】by NATSUKI MIYAI

【Mirii Matureelegance】by MIRII KAWAHARA

【MARUSHO.】by MARUMOTO SHOTA

【ISHIKAWA MAO】by ISHIKAWA MAO

【LIVERION】by MASATO MORIGUCHI

ゲストからの盛大な拍手に包まれ、ショーは幕を閉じました。

興奮冷めやらぬ中、バックステージに戻ったデザイナーたちにインタビュー!

「Asia Fashion Collection 12th」(以下AFC)TOKYO STAGEにも進出した
「MARUSHO.」(@marusho._official
デザイナー丸本さん
「3年間、頑張ってきた集大成を披露できたと思います」
AFC出場時から3ルックを追加で制作。
「AFCは、すごく良い経験でした!他校に友だちもできましたし、
ファッション業界の方々とも知り合いになれました。
卒業後は就活しつつ、できる限りブランドを続けていこうと思います!」

「ISHIKAWA MAO」(@ishikawamao_official)のブランドコンセプトは、
「”Healthy Corset” 纏うと心が整い背筋が伸びる強く優しい服」
デザイナー石川さん
「やり切った感があります!シーズンは26SSで、テーマは明確には定めていませんが、
“着たときのシルエット”を大事にしています。
AFCは展示会形式でしたが、26SSのコレクションは、モデルさんが着てくれたことで、
より魅力が伝わったと思います」と振り返ります。

「MUKU」デザイナー佐藤さん。
ブランド名はハワイ語で新月を意味します。
「自分の名前もハワイ語が由来になっているので、MUKUに決めました!
コレクションでは、夜をイメージして『夜行性動物×映画の中に登場する車』をテーマにしています。
特にオレンジやピンクのルックには、車をイメージさせる『直線的なライン』を象徴的に入れています」

カラフルでユニークさが際立っていた「EUPHORIA」。
デザイナー・宮井さん
「作るものが多すぎて、制作が一生終わらないんじゃないか?と思いました(笑)。
『EUPHORIA(ユーフォリア)』は可愛いものを形にするブランドで、
去年は『人形』をテーマにしてカラフルかつインパクトのあるアイテムを制作しています!」
今回は、キャンディー、カップケーキ、アイスクリーム、シュークリーム、ゼリーケーキなど
「スイーツ」をモチーフに。
卒業後は、ハイブランドの縫製工場に就職するため
「思い切り自分のつくりたいものを制作できるのは今回が最後だと思います。
6カ月間、毎日頑張ってきて、ショー直前の2日はまともに寝られていないのですが(笑)、
華々しく“秒”で終わるのもファッションショーの面白さだと思います!」
と清々しい表情。

同日に行われた、2年制ファッションデザイン専攻デザイナーたちにもインタビュー。

2年制ファッションデザイン専攻・田澤さん
「『中華×ロリータ』をテーマにしました。
漫画『らんま1/2』の世界観や、チャイナ服が好きで『中華風』のディテールを取り入れました。
人生初のショーでしたが、クラスメイト全員で作りあげている感覚があり、とても達成感があります。
ヘアメイク専攻メンバーが、素敵なヘアメイクに仕上げてくれました!」
と満足そう。

白いボリューミーなスカートは小籠包をイメージするなど、「中華×ロリータ」の世界観を見事に表現!

「渋谷ファッションウィーク2024秋」の「SHIBUYA RUNWAY」でも作品を発表した
2年制ファッションデザイン専攻・西さんは「『普通の違和感』をテーマにしました。
浮き輪のようなシルエットや、自在に変形する服を制作しました。
ショー本番は、メンバー全員が会場外で待機していたためリアルタイムでは見ていません。
まだ『終わった!』という実感がないのですが、これから動画を見て感じられると思います!」
と笑顔を見せます。

2年制ファッションデザイン専攻・鈴木陸斗さんが手掛ける
「RIKUTO SUZUKI」(@rikutosuzuki.co.jp)も、
Asia Fashion Collection TOKYO STAGEに出場。
「AFC出場後、さらに4ルックを追加で制作しました。
着想源は『トムとジェリー』の『ジェリー街へ行く』というエピソードを、
写真家であるソール・ライターが撮ったら?という設定から制作しました。
今の率直な感想は……、『本当に終わったんだ!』です」とコメント。

素晴らしいショーを披露したデザイナーたちに、改めて大きな拍手を送りましょう!

独自性のあるブランドを企画・運営し、
デザイナー・ブランドディレクターとしての才能を存分に発揮しました。

バンタンデザイン研究所で得た実践的スキルが、今後のキャリアの礎を築きます。

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