<特別授業>MBP.NEXT代表・高橋講師、TikTokでも大人気・HARA講師が来校!2人のヘアメイクアップアーティストによる講演会&「メンズメイク」スキルチェック会を実施!

授業/特別講師/講演会
卒業生
東京校
ヘアメイク学部

バンタンデザイン研究所では、業界をリードする現役クリエイターから直接指導が受けられます!
SNSや動画には収まりきらないリアルな技術を見て学び、
現役クリエイターとコミュニケーションを取り、業界で活躍するチャンスを得られます!

11月下旬に実施されたのは「メンズメイク」デモンストレーション&スキルチェック会!
ゲストスピーカーは、ヘアメイク事務所・MBP.NEXT代表高橋講師、
MBP.NEXT所属メンズヘアメイクHARA講師。

高橋講師、HARA講師はおふたりともバンタンデザイン研究所のご卒業生で、
メンズメイクアップアーティストとしてご活躍。
在校生(以下メンバーと表記)がモデルさんにメンズメイクを施術し、講演会が実施されました!

まずは、ヘアメイクの仕込みに密着。

1 メディアヘアメイク1年次・山田さん

「『Stray Kids』のヒョンジンか、
『TOMORROW ×TOGETHER』のヨンジュンみたいなメイクにしたいです」と話す山田さん。
髪がサラサラサラでセンターパートをしようにも上手くできず……
「私に技術が足りないからだと思いますが、立ち上げるのが難しいですね」と話します。
するとモデルさんが「いつもセットするときは髪を濡らしてからしています」とヒントをくれました。

2 メディアヘアメイク1年次・塩田さん

「メンズメイクを学びたくて、今回の授業を選択しました。
レディースメイクっぽくならないかを気をつけたくて。
淡い色だけを使うのではなく、ダークカラーで目元を引き締めました」

3 ヘアメイク専攻1年次・古川さん

「横浜流星さんのように、強い意志を感じさせるメイクを目指します。
あまり色で飾り過ぎず、モデルさんが持つカッコよさを引き出せるようにしたいです」

4 メディアヘアメイク1年次・山下さん

「メンズメイクを学ぶことで、自分の中に引き出しが増えると思いました。
今回モデルさんの肌はセミマットで仕上げています。
自分にはしないようなメイクを学びたいです」

5 メディアヘアメイク1年次・住田さん

「日本の美容誌で見た吉沢亮さんをイメージし、クリーンで清潔感ある雰囲気でまとめたいです」

6 MBP.NEXTヘアメイクアップアーティスト高橋講師&HARA講師による講演会!

高橋講師
「ヘアメイク事務所『MBP.NEXT』の高橋と申します。
15年前にバンタンデザイン研究所大阪校卒業、
東京のヘアメイク事務所やドメスティックコスメブランドなどでキャリアを積みました。
メンズメイク部に所属していたメンバーにも久しぶりにお会いできて嬉しいです」

「ヘアメイクアップアーティストHARAと申します。
2023年にバンタンデザイン研究所ヘアメイクコースを卒業し、MBP. NEXT入社させていただきました。
アーティストとして活動させていただきながら、SNSで情報を発信させていただいております」
講演会は、在学時にHARAさんのクラス担当を務めたスタッフがインタビュアーとなり進行。

――― 入社のキッカケは?

HARA講師
「在学中に所属していたメンズメイク部がキッカケです。
メンズメイク部顧問を務めてくださっていたのが、高橋講師です。
大丸東京店でメンズコスメを販売するイベントにも参加させていただきました。
事務所でアシスタントをさせていただき、高橋講師の現場に連れていっていただいたりしました」

―――どのように学生時代を過ごしましたか。

HARA講師
「メンズメイク自体には、高校生の頃から興味がありました。
卒業後もメンズメイクを手掛けたいと考えていたので、直結するような作品撮りをしていました。
バンタンデザイン研究所の良いところはスタイリスト科など、横のつながりで作品撮りができること。
SNSの『#バンタンライフ』などで、メンバーを探していました」

高橋講師
「作品撮りのメンバーも、インスタグラムで探すのが主流になっていますので、
自分の好きなライティングの人とかに声をかけてみてください」

 

――― SNSで発信するときのこだわりを教えてください。

HARA講師
「TikTokの編集は、基本的に自分でやらせていただいています。
自分の出したい世界観をわかりやすく伝えることを心がけています。
発信を見てインフルエンサーさんから声をかけてくださることもあります」

高橋講師
「在学中から、SNSで発信してみて。
それだけでも、同期から、2、3歩早く売れるヘアメイクさんになると思います。
HARAも、1年で2000万再生くらいを記録していますし、
クライアントも『世の中から支持されている人なら』と信頼してくださるので、
お仕事をお願いするときも安心です」

 

――― レディースメイクとメンズメイクの違いは。

HARA講師
「使う色味が大きな違いです。男性特有の肌トラブルがあったりします。
派手なピンクカラーを使うと、どうしても派手に見えてしまうことってないですか?
なので、色味をすごく気を付けてメイクをすることが多いです」

――― シェーディングの入れ方は?

高橋講師
「骨格をどうしたいかによって入れ方は変わります。
基本の入れ方を習得したら、例えば韓流メイクならあごが三角型に見えるように入れていきます」

――― 仕事の原動力は?

HARA講師
「格好よくなりたいと思っている男の子に選択肢を与えたいなと思っています。
私自身コンプレックスがありましたがメイクに救われました。
いま、男性が変わりたいと思っても最初の選択肢=メイクには、
あまりならないのではないかと思っています。
選択肢を提案できる存在になりたいというのがいちばんのモチベーションです」

高橋講師
「メンズメイクのアーティストとして、テレビや新聞、新しい提案をしていくことが多いです。
メンズメイクの意義をお話させていただき、
認められて浸透していくことが、お仕事の原動力かなと思います」

7 HARA講師による、メイクデモンストレーション

続いては、デモンストレーション!モデルさんは、あらかじめスキンケアを済ませた状態。

HARA講師
「下地から塗っていきます。男性の肌は、女性に比べて皮脂が多く水分量が少ないです。
そのため、保湿下地を塗りこんであげることが重要です。
色選びが難しいと質問をいただきましたが、
基本は素肌よりワントーン明るいカラーにするのが大事だと思います」

高橋講師
「メンズメイクで、最も難しいところは?」
HARA講師
「全体のバランス感だと思っています。
全部のパーツを100%で仕上げるのはなく、ファンデーションで全部カバーしようとしないこと。
華やかになり過ぎないよう引き算をして、全体でバランスをとってください」
高橋講師
「その人の骨格を観察して似合う色味を選ぶのが、難しいポイントですよね」
下地の次はコンシーラーを。青ひげにはオレンジコンシーラーをのせて、パッティングをします。
高橋講師
「青ひげ隠しには、コスプレイヤーさん用のメイクアップなどを使うのもひとつです。
オレンジと一言でいっても、色黒さんには黄みの強いオレンジ、
色白さんにはアプリコットカラーを選ぶと“黄ぐすみ”をおこしません」
コンシーラーの後は、パウダーをON。
HARA講師
「フェイスブラシでのせると、かなりナチュラルにつくので撮影中に皮脂が出てきます。
綿パフで抑えてから、フェイスブラシを使うとお直しが少なくなります。
頬には、ブラシに残っている粉でつけるので十分です」
毛流れを整えて、眉毛のアンダーラインを引き上側にぼかし、眉マスカラを全体に。

高橋講師
「眉毛は、とにかく『数』をこなすことが大事。
友だちでも家族でもいいので、3年以内に1000人くらい描いてください。
どんな眉でも描けるようになります」

HARA講師も「目尻は締めないといけませんが、
上方向に強めすぎると派手になり過ぎてしまうのでバランスが大事。
また、目元のグラデーションの構成を覚えて」とアドバイス。
下まぶたに涙袋を描きます。

リップはメンズ用リップを選ぶと、適度な発色と保湿感があり
“締まって”見えるとのこと。
唇がツヤツヤ過ぎると中性的になってしまうので気を付けて。

高橋講師
「ヘアをマスターしたいときは、メンズのヘアカタログをめちゃくちゃ見た方がいいです!
ぜひ基本をしっかりマスターして。基礎知識を持っていただいたほうが成長します」
とメッセージ。

在校生のメンズメイクにもフィードバックを行い、上達の秘訣を教えました。

在学中から、トップクリエイターに指導していただけるのも、バンタンデザイン研究所で学ぶメリットです!

【PROFILE】

高橋弘樹講師 

メンズメイク専門家。株式会社MBP.NEXT代表取締役。

タレント・アーティストのヘアメイクを担当。メンズコスメの商品監修及びコンサルティング、美容イベントの企画立案など幅広く活動する。啓蒙活動の一環として、TV、新聞・雑誌、自身のYouTubeやブログ、書籍「最速でかっこよくなるメンズメイクBOOK」などでもメンズメイクやコスメに関する情報を発信している。

【PROFILE】

HARA講師

タレント・アーティストのヘアメイクを担当。理美容業界のプロのためのヘア&ビューティトレンド情報誌『PREPPY(プレッピー)』『Men’s PREPPY(メンズプレッピー)』発、メンズメイクやメンズコスメを体験できるイベント「PREPPY美容男子部WEEK」イベントに「メンズ色気メイクのスペシャリスト」として登壇するなど幅広いフィールドで活躍。

https://lit.link/hairmakehara

Instagram(@_myk.hm._)、TikTok(@hara.hairmake)

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