4月4日、アサヒグループ食品のミンティアの新商品発売イベントが行われました。
今回のイベントはバンタンとの産学連携。
イベント内で行われるランウェイショーの衣装を、バンタンのメンバーが制作しました。
ランウェイを歩くモデルたちが、新商品のミンティアを観客に手渡しする。
そんな演出が行われました。
今回の衣装を制作したメンバーたちに話を聞きました。
3年制ファッションデザイン総合専攻1年 ヤマダ ライトさん。
企業と共同で衣装を制作するのは今回が初めてだそうです。
清潔感とジェンダーレスっぽさをテーマにし、軽さや透け感を大切にして生地を選びました。
デザイン画を提出後は何回も修正が入り、難しくも楽しい制作期間だったと話していました。
4年制トップデザイナー専攻 高等部1年のスズキ コハクさん。
今回のミンティア新商品のテーマである「息を纏う」から、衣装の形やフリルのディテールに注意しました。
デザイン案を制作する段階から、どこまで突き詰められるかを試していたそうです。
普段は重厚なメンズ衣装を制作しているという、
週3日制ファションデザイン学科1年のスズキ リクトさん。
今回が初めてのレディース衣装の制作でした。
爽やかな印象の衣装になるよう、ギャザーを多く用いたそうです。
今回の制作期間がクラシックバレエの大会前とかぶっていたという
3年制週4日ファッションデザイン総合1年のフジシマ ミトさん。
多忙な中でもとにかく案の数をたくさん出すことに注力したそうです。
パターンや種類、雰囲気別でいくつもの案を提出し、幅を出しました。
今回の企画の統括を行なったという講師TATSUOさんによると、
企画の初段階ではメンバーは衣装の制作のみを任されていました。
ですが、メンバー達の方から
「観客に配るミンティアを入れるカバンも、衣装に合わせて制作した方がいいのでは」
との発案があり、受注につながったそう。
TATSUOさんはそれが非常に嬉しかったと話していました。
こうした実際の企業との制作を通じてビジネスの現場を学ぶともに、
メンバー達には自分の引き出しを広げていって欲しいそうです。