メンズメイク部が、人気グループ「VOYZ BOY」ヘアメイクを担当。「ビューティ」がテーマのシューティングに完全密着【バンタンデザイン研究所】
バンタンデザイン研究所 メンズメイク部が、
人気グループ「VOYZ BOY」ヘアメイクを担当‼
バンタンデザイン研究所では、在学中から業界で求められる実践的スキルを養います。
今回レポートするのは、WWD Japan webでも紹介された「メンズメイク部」の活動。
https://www.wwdjapan.com/articles/1276238
1. VOYZ BOYとは
VOYZ BOYは、男子、総勢13名(2023年2月時点)によるボーイズグループ。
メンバー全員が VOYZ ENTERTAINMENT 所属で、SNS総フォロワー数は260万人を誇ります。@voyz_boy_official
2.シューティングテーマは2つ
シューティングは、大きく分けて2つのテーマで行われます。前半は、「Beauty」、後半は「Color」。傾向として「Beauty」では、モデルさんの肌やテクスチャーにこだわった作品、「Color」では、色を大胆に使ったメイクを提案するメンバーが多く提案されました。
早速、「Beauty」のバックステージ&撮影現場へ。
ちなみに、本プロジェクトの動画撮影は、バンタンデザイン研究所 映像学部在校生が担当しています!
3.田村さん&嶋野さん&齋藤さんが担当「新井 宝さん」
「新井さんのSNSを見て、囲みメイクの印象が強かったです。今回は、イメージを変えて目元にグロスを塗ってツヤを出したグロウ(*ツヤのある)メイクを提案します」と、齋藤さん。
――― ヘアメイクにのぞむ気持ちを教えて。
「肌キレイ」「横顔もいいね!」と、他の部員からも声があがるほど、熱視線が注がれます。
撮影の合間、メイクのお直しに入ることも。
新井 宝さんは「VOYZ BOYのメンバーからは、目元に縦のラメラインが入っているので、“ゾロ”っぽいと言われました(笑)。用意したジャケットも、ヘアメイクの雰囲気に合って良かったです」とコメント。スタジオでの撮影を終えた後も、部員たちの「ポートフォリオ(作品集)」用に、撮影を快諾してくださいました!
4. 中村さん&早川さん「赤名 竜之輔さん」
中村さんは「ツヤ肌と、ウエットヘアで仕上げました。もともとのお肌がとても綺麗だったので、1時間ほどでフルメイクが終わりました。お肌の気になる部分についても、丁寧にカバーすることができたと思います。最初は緊張していましたが、メイクを始めると徐々に集中することができ、イメージ通りに仕上がりました」と、手応えを感じている様子。
「学生さんとは思えないほど、丁寧に仕上げていただきました。メイク中もコミュニケーションが取れて楽しかったです」と赤名さんからも、ポジティブなメッセージ。
5.安宅さん&仲江さんが担当「石沢 瑠架さん」
仲江さん「イメージは、コスメブランドの広告モデルです。アイシャドウには、コーラル系のオレンジとブラウンを使い、やわらかく優しいイメージに仕上げました」。
ヘアは、前髪をおろして自然な毛流れがポイント。春を感じさせるスタイルに。
6.杉江さんが担当「新見 直美さん」
「肌作りに、特にこだわっています。肌が赤くなりやすいということだったので、地肌よりもワントーン暗いコンシーラーをのせてから、素肌と同じ色合いのファンデーションを重ねることでカバーしています。ヘアは、ラフなマッシュスタイルです。ご本人いわく“普段はチャラい感じのウエーブスタイル”なので、まるでセットしていないかのようなカジュアルスタイルにし、普段とのギャップを狙っています」と杉江さん。
新美さんは「男性にメイクしていただけたので、安定感がありました。初めてのヘアメイクさんが担当されるときに、ファンデーションで暗い色を選ばれがちなのですが、今回はピッタリのカラーになっていて自然な仕上がりだと思います」と評価してくださいました。
顧問・高橋講師は、撮影中に「フェイスラインの部分は、特に塗りもれが発生しやすい部分なので、モニターをよく見て」とアドバイス。デティールまでこだわることが求められます。
7. 白井さん&竹下さんが担当「渡邉 嘉寿人さん」
白井さん「肌の高い位置にツヤを感じさせるメイクです。アイシャドウもリップもコーラルカラーで血色感よく仕上げています。また、眉毛に色を足さず直線的に仕上げることで、メンズならではの強い意思も感じさせたいです」と話します。
「赤いリップを初めてつけましたが、ジェンダーレスなメイクだと思います。メンズメイク部の皆さんから、事前にヘアメイク資料をいただいているのですが、日頃から熱心に勉強されていらっしゃることが伝わってきます」と、渡邉さん。
8. 金田さん&小澤さんが担当「雨宮 大晟さん」
金田さん「ポイントは、SNSでは前髪をおろされているスタイルが多かったので、根元をふんわりと上げたスタイルです」
小澤さんは、espoirなど韓国ブランドを使って、血色感のあるメイクに仕上げました。
9. 大山さん&遠藤さんが担当「福井 巴也さん」
ヘア担当・大山さん「将来、メンズアーティストを担当する、ヘアメイクさんを目指しています。ヘアメイクのテーマ設定&デザインを考え、撮影当日までトータルで経験することができて、とても勉強になりました!」と、話します。
(写真後列・左)福井さんは「センター分けヘアや、韓国アイドル風メイクは、普段は挑戦しませんが、新しい自分を発見できている気がします。パールで作った『パールティア』のアイデアも面白いですし、学生さんたちのチームワークも良かったです。完ぺきです!」と、お褒めの言葉もいただきました。
また、「リッキー!」の愛称で呼ばれていた富園 力也さんにはアイコニックなピンクヘアを活かしたヘアメイクを提案。
「Beauty」のテーマでは、「コーラルカラー」、「グロウ」、「ジェンダーレス」、「肌の綺麗さ」といったワードが頻出し、部員たちの考えるトレンドが表現されていました。
VOYZ BOYさんのカッコよさを引き立てることができ、これまでにない魅力を引き出せていたら、本プロジェクトは大成功ですね!
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