23.02.08
23.03.30 更新
豪華!ファッション学部OB・OGの16ブランドが集結。ラフォーレ原宿への出店&AWARD 10万円を賭けてプレゼンテーションを実施。【バンタンデザイン研究所】
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ファッション学部OB・OGの16ブランドが集結‼
ラフォーレ原宿へ10万円を賭けてプレゼンテーションを実施
バンタンデザイン研究所では、卒業後も、メンバーの活躍をサポートする取り組みを実施しています。
今回は、1月28日に行われた、ファッション学部OB・OGが参加できるプレゼンテーションをレポート。全16の、OB・OGブランドが集結しました。選抜されたブランドには、ラフォーレ原宿への期間限定出店権と、AWARDとして10万円の運営資金が贈呈されます。
審査員として、商業施設の担当者様、セレクトショップ スタッフ、ファッションリポーター、ファッションエディター、など業界をリードする方々をお招きしました。
<1. 「LITTLEMAINANA」>
アーティストへの衣装リースも多い、「LITTLEMAINANA」(リトルマイナナ)。
水島さん「LITTLEMAINANAは、『draw with needle』をテーマに、羊毛フェルトに特化したブランドで、高校生から20代・30代がターゲットです。今回は、架空のインテリアショップ『HEY』を展開し、デンマークのインテリアショップからオマージュを受けたアイテムを展開します。シンプルさの中に遊びを感じさせる、フラワーベースなどを販売予定です」。
背景として、国内における家具・インテリア販売市場が好調であるという調査データや、ラフォーレ原宿のショーウインドーでもインテリア・ライフスタイルブランドがピックアップされていることを挙げました。
プレゼンテーションを聞き、審査員はアイテムを手に取り、素材感やデザインを確認します。
<2. 「BAT SPICE」>
「ブランドコンセプトは『自分の脳内をお裾分け』です。私自身は、内向的な性格で、本音を言わないことが多いのですが、人と話すことが嫌いなわけではありません。頭の中にある言語化できないイメージを、洋服やベレー帽といったアイテムで表現しています」と、デザイナー大森さん。
ローンチしてから5年目を迎える「BAT SPICE」。
チャンレジした理由について「同期のデザイナーと、出店できるなら楽しいと思いました」
<3. 「TEPPEI FURUYAMA」>
古山さん「ブランドコンセプトは、印象操作という意味の『Impression Operation』です。大衆に浸透した物事を着想源に、独自解釈したメッセージや暗号を刷り込んでいます。23S/Sのシーズンコンセプトは『異種結合』で、見たことがありそうで存在し得ないものをデザインに落とし込んでいます」。将来的には、国内マーケットだけでなく、海外にも出店していきたいと意欲を見せます。
<4. 「Lizo tokyo」>
渋谷PARCO、ラフォーレ原宿への出店経験を持つ「Lizo tokyo」。OBで、染め師を務める外薗素生さんと、OG・ディレクター若林理世さんがタッグを組み活動しています。
若林さん「ブランドのアイコンは、タイダイ染めのソックスです。廃業した靴下工場の靴下を買い取って洗浄し、染めています。今シーズンは、モヘアとシルクの混合ストールを提案します。ラピスラズリを、5、9、15など各国のラッキーナンバーをcmに変換した間隔ごとに、散りばめています」と、話します。
デザインデティールにも、クラフトマンシップが感じられます。
<5. 「marche fluer」>
デザイナー玉井さん「マルシェフルールは、歩く花という意味のフランス語です。毎シーズンテーマごとに花を決め、花言葉などからデザインを行っています。オンオフのないアイテムが好評で、例えば、着たまま寝られるほど着心地のいいパンツは、ポリエステルなので洗濯もしやすいです。毎シーズン展示会を行っていますが、バイヤーさんだけでなく、友人も招待していく予定です」と展望を語ります。
OBブランド「YOTANAKATSU」とコラボレーションしたLimited Itemとして、ポピー柄のパンツもお披露目しました。
<6. 「Fumiku」>
「リアルとファンタジーの間の世界を表現し、新しい人物像を提案する」をコンセプトに、フェミニンなウィメンズウェアを発信する「Fumiku」。
デザイナー林 史佳さんは「背筋が伸びるような、とても良い機会だと思います。『SEi』や『old honey』は先輩なので、見ているだけでも刺激をいただきます」とコメント。
<7. 「old honey」>
その「old honey」は、2013年、デザイナー原まり奈さんが、バンタンデザイン研究所スタイリスト学科在学中にスタート。2015年に「Asia Fashion Collection」に選出され、同年2月にニューヨークファッションウィークでコレクションを発表。2023年1月14日にはブランド初となる直営店「8-1」を代官山にオープンします。それに伴い、「Dear Episode」をローンチ。
原さん「『Dear Episode』は、古着を使用した一点物を展開するユニセックスブランドです。『古着の持つエピソードに親愛なる想いを込めて、形を変えて新たなサイドストーリーの提案』を行います」
古着ならではの持ち味を活かした、パース(税込23,100円)、ドレス(税込27,500円)、スカート(税込30,800円)などを展開。
他にも、ファッション学部 ファッションデザイン科卒業生・清さんが手がける「SEi」による「カーテンコール」がローンチされ、
「もはや、この空間自体が、本物のショップだね!」と在校生が驚くほど、ハイレベルなイベントとなりました。
バンタンデザイン研究所ファッション科のALL STAR BRANDが一同に会す、ラフォーレ原宿POP UP STORE。
これまでにない新しい試みですので、ご期待ください。