<New Creative Project>7月26日、キンプトン新宿東京にてヘアメイクショーを実施予定!中間プレゼンテーション&講師フィードバック会に密着【バンタンデザイン研究所】
中間プレゼンテーション
講師フィードバック会に密着!!
2022年7月26日(火)に、新宿のラグジュアリーライフスタイルホテル、キンプトン新宿東京(東京都新宿区のホテル | キンプトン新宿東京 | KIMPTON SHINJUKU TOKYO))にて、バンタンデザイン研究所の有志チームが、ヘアメイクショーを行います。参加するのは、メディアヘアメイク総合2&3年次、ヘアメイク専攻2年次、WSヘアメイク専攻2年次の在校生(以下、メンバーと呼びます)で、専攻を越えてチーム編成されています。
またイベント当日のアフターパーティは、系列校・レコールバンタンのメンバーが、フード、ドリンク、スイーツのケータリングを行うなど、バンタン生が一丸となって取り組む大規模なプロジェクト!
今回は、5月におこなわれた中間プレゼンテ―ションと、プロフェッショナル講師によるフィードバック会をレポートします。
参加講師は、ヘアアーティストAtsushi Takita講師、メイクアップアーティストCHACHA講師、ヘアスタイリストKUNIO KOHZAKI講師です。
<チーム5>
チーム5は、『幸せの達人』『自由』、名前のないマイノリティをモチーフにした『Alone』、などをテーマに掲げました。初回のプレゼンテーションからは、ガラリとコンセプトを変更しています。
プロフェッショナル講師は、ヘア、メイク、スタイリングに対しての懸念点&良い点を伝えます。プレゼンを終えて……
風間さん「私が考えたテーマは『SHADOW』です。モデルさんに自分の姿を重ねて、平和を表現します。これまでに、コンセプトを何度も変えてきました。4回ほどプレゼンをしているので、プレゼンテーション能力は確実についています。ただ、限られている時間内でクオリティを上げていかないといけないので、本当に時間がないなという印象です」と、難しさを語ります。
<チーム2>
槙野さん「チーム2では、『金運の女神』『護』『HARMONEY』『悪霊退散』と題した作品を制作する予定です。グループごとに作りたい作品をすり合わせたところ、多くのチームに和の要素が入っていたので、チームで和の要素を取り入れるようにしています」
<チーム1:「虹」>
レインボーカラーを、7体で表現するチーム1。モデルさんに、各色のバルーンを持たせるという演出まで、イメージが固まってきました。
緑色を担当する鈴木さん、佐古田さんチームは「私たちは自然を表現する予定で、メイクは曲線のモチーフを緑色のグラデーションで表現し、その上にふわふわとした素材を付けていく予定です。ヘッドピースは、どのように作ればいいですか?」
CHACHA講師は「メイクは、緑を使ってスモーキ―アイにするのもひとつの手ですね。ヘッドピースは、さまざまな色、形で作りながら試していくことをオススメします。まずは、形を決めすぎないで作ってみて」とアドバイス。
<チーム3:「LOVE AND PIECE」>
チーム3の「MY DEAREST」チームは、同性、異性にとらわれずさまざまな愛の形を受け入れるのが当たり前の未来に、というコンセプトからブラッシュアップを重ねてきました。
丸山さん「最愛の人という意味合いから、2つの方向性を考えました。一つは、恋文を入れる郵便ポストをイメージした作品、もう一つは左手に付けるリングから膨らませたものです。講師に意見をいただいた結果、リングの方向性で考えることにしました。ヘッドピースは、薬指にリングをつけた左手を無数に使った、斬新な形にしたいです」と意気込みます。
こちらは、高林さん、多田さんの「LOVE YOURSELF」チーム。
高林さん「一見すると気持ちが悪いような奇抜さも、受け入れられる世界こそ平和、というコンセプトです。メイクは、目の周りをモザイクのように黒色で囲み、唇にはストーンを貼りつけるデザインを考えています」
多田さん「CHACHA講師からは、スタイリングとメイクが合っていないという指摘を受けました。まずは、ドレスを変更する予定です。体のラインにそったシルエットの服で、透明なスライムやビーズを使うことを考えています。パッと見て可愛らしいと思ってもらえるスタイリングを作れるかどうか、少し不安もあります」と話します。
<チーム4:Cultural liberty>
「それぞれの共感する文化を取り入れて、自分たちなりの平和へと繋げる」がコンセプトのチーム4。
加藤さん、堀口さんペアは、日本の文化である「お祭り」に着目。お祭りに欠かせない金魚をモチーフに選びました。デザイン画を描いたら、ヘッドピースにどのような素材を使うのか?詳細をつめていきます。
堀口さん「3年生最後に、こうした大きなイベントに参加できるのは嬉しいです。通常授業では、自分たちが作りたいものを自由に作っていますが、ホテル側のご意向などもあるので、ショーをさせていただく相手のことも考えながら制作しています。授業よりも、より仕事に近い感覚でのぞんでいます」と、集中して議論していました。
高いクオリティを求められることは、時に大変さもあるかもしれませんが、メンバーたちは熱心にクリエイションに励んでいます。
残すところ、あと1カ月半……。平面的なアイデアが、どう立体的になっていくのか?
期待が高まります!