<1dayセミナーレポート>ファッションプロデュース&スタイリストに興味がある人、必見!スタイリングから撮影までトータルで体験【バンタンデザイン研究所】
スタイリングから撮影までトータルで体験をレポート‼
バンタンデザイン研究所では、各学部の授業を体験できる「1dayセミナー」を実施しています。
今回ピックアップするのは、ファッションプロデュース&スタイリスト専攻の授業が体験できるプログラム!
監修は、OG・スタイリスト鈴木香織講師。
最近では、ETVOS、SHU UEMURAなどトップビューティブランドの広告ビジュアルのスタイリングをご担当されています。
セミナーでは、計3チームに分かれて、
「彼氏と喫茶店コーデ」、「学校で目立とう!スクールLIFEコーデ」「東京シティガールコーデ」のテーマに対してスタイリングを考えます。
アイテムは、バンタンデザイン研究所ファッション学部用「PRESS ROOM」のものを自由に使うことができます!
さらに、さらに……受講生が考えたコーディネートはプロのモデルさんが着こなし、
卒業生ヘアメイクHYOさんがスタイリングに合ったメイクをしてくれます。
スタイリストだけでなく、モデル、ヘアメイクが連携して動くことで、リアルな撮影現場を体験できるのも魅力です。
<1.「彼氏と喫茶店コーデ」>
配色トップスにダウンベストを重ね、フレアデニムにデニム素材のヒールを合わせた1チーム。
デニムonデニムでトレンドのレトロ感をを演出しているのがポイント。
校舎を出て、近くのオシャレなカフェ&レストランまで移動し……
シューティングスタート。
受講生・石井さんは「外で撮影できるのは楽しいです!
スプリングセミナーにも参加しましたが、今回の1dayセミナーはプロのモデルさんが着用してくれるので、やり甲斐があります」と嬉しそう。
最初はバッグなしのコーデを提案していたものの、「やっぱり持っていたほうがいいね?」ということになり急遽メンバーが走って、
校舎にバッグを取りにいき、コーディネートを完成させました。
フォトグラファーさんが、撮影した画像を共有してくれます。
<2.「学校で目立とう!スクールLIFEコーデ」>
Year 2000を意味する「Y2K」風スクールコーデを提案したチーム2。
鈴木講師のチェックを経て、撮影場所に移動します。
選んだのは、放課後に通りそうな階段!
受講生・下村さんは「白と黒のモノトーンで制服っぽさを出し、流行のビビッドなオレンジで今どきの女の子感を出しました」と、
コーディネートの意図を教えてくれました。
シューティングが始まると「もっとギャルっぽくしたほうがいい?」とモデルさんも、ポージングのアイデアを出してくれます。
「この写真みたいな雰囲気も、お願いできますか?」と受講生も積極的にモデルさんに要望を伝えていきます。
背景を変えたり、ポージングを変えたりして、ベストな一枚を模索していきます。
約10分の撮影を終えて……「モデルさんが格好よく着こなしてくれて、最高でした。
限られたアイテムの中で、いかにテーマにそったスタイリングを提案するのかが難しかったです」と、受講生・三浦さん。
続いてはラストチーム!
<3. 「東京シティガールコーデ」>
「テーマは、『銀座のお散歩』コーデです。ジャケットの刺繍がアクセントで、チュールスカートで女性らしさを、足元はサンダルにして歩きやすさを重視しました」と、
受講生・荒道さん。「グループでコーデを組むのが難しかったです。
自分一人で組むよりも、在校生や講師の意見を聞くことができて、それが勉強になりました」と振り返ります。
タクシーを拾おうとしているポージングや、自由に散歩しながらときどき夜の風に身を委ねるポーズなど、さまざまなバリエーションを撮っていきます。
撮影の合間には、ヘアメイクさんがお直しに入ることも。
撮影を見学する受講生・堀田さんは、「憧れのアパレル業界を体感できて、めっちゃ楽しいです」と笑顔を見せます。
スタイリスト志望だという受講生・小峯さんは「お散歩の動きやすさも、オシャレさもあり満足のいく仕上がりになりました」と話します。
撮影を終えて…、校舎に戻りプレゼンテーションの準備に取り掛かります。
フォトグラファーさんがすぐに画像を共有してくれるので、SNS(架空のアカウント)に投稿する写真をセレクトします。
コーディネートの説明テキストと共に投稿して……完成!
実際に、アパレルブランドのプレスやPRと同等のお仕事を、トータルで体験することができました!
プレゼンテーションでは……「配色トップスに、屋外に出ても暖かいようにダウンベストを合わせました。
フレア感が強いデニムに、あえてデニム素材のヒールを合わせて、遊び心を出しました」と、チーム1が発表。
鈴木講師は「デニムonデニムは、よくジャケットとパンツではするけれど、靴がデニムというのは上級者だと思う。最後にバッグを足して良かったと思います」とフィードバック。
チーム2は「スクール感を出すために白いシャツを取り入れ、差し色でオレンジを加えました。投稿では、絵文字を使うなどギャルっぽくしました」と、こだわりを伝えます。
鈴木講師「私も、このテーマを見たときに、近いイメージを考えました。トレンド感もあり、シャツやスカートで学校感も演出できています」とコメント。
チーム3は「銀座をお散歩中のコーデです。シティという言葉から、場所は銀座をイメージしています。お散歩中なので、ラフな感じも出しています」と、堂々と発表。
「メンズライクなジャケットに、パイソン柄キャミソールを合わせたのがポイントです」と堀田さん。
鈴木講師「スタイリングと撮影していた時間帯もマッチしていて良かったです」と意見しました。
鈴木講師によれば「スタイリングを組むときに大切なのは、着る人の人物像をイメージすること。格好いいテイストか、可愛いテイストが好きなのか?シンプルなのか、ゴテゴテした方がいいのか?まず、人物像を決めることでアイテムの足し引きも見えてきます。また、今回の撮影ではコーデを1体だけ用意しましたが、現場では1体ということはほぼありません。2~3体を用意して、実際にモデルさんの雰囲気を見て決めることが多いです。
今回のセミナーは、初対面のメンバーだったにも関わらず、意見を言い合えていた点が素晴らしいと思います」と評価しました。
憧れの業界を体験でき、仕事の大変さから、華やかな撮影現場までをリアルに体験できました。
ファッション業界を目指す皆さんにとって、進路選びの参考になれば嬉しいです!
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