ラフォーレ原宿2Fにオープン!選抜メンバーが、POP UP SHOPを出店【バンタンデザイン研究所】
ラフォーレ原宿にて、学生による
期間限定ショップが遂にオープン‼
ラフォーレ原宿2F ・CONTAINERにて、
ファッションプロデュース基礎科1年生・本科2年生による、期間限定ショップがオープンしました。
2022年2月18日(金)から2月22日(火)の5日間にわたり、
在校生自らプロデュースするブランドで、オリジナルアイテムを販売しました。
本企画は、基礎科生の年度末修了展をかねており、1年間の学びの集大成イベントでもあります。
感度の高いお客さまが集まるラフォーレ原宿で、どのような評価をされるのでしょうか。
注目ブランドをチェックしていきましょう!
<SHEER BABEL>
デザイナー桃木さんが手掛けるのは、シアーアイテムに特化したブランド「SHEER BABEL」(@sheer_babel)
10代から20代の女性をターゲットに設定し、コンセプトは「貴方の人生の主人公は貴方」。
「シアートップスなどフェミニンなアイテムと、ユニセックスに着られるスウェットトップスを販売しています。
私は芸能活動もしていて、SNSフォロワーさんが10万人います。
特にスウェットアイテムは、男性ファンの方も着られるようにシンプルなデザインにしました。スウェットのブランドロゴは、シルクスクリーンで入れています」と説明。
――― 自分のブランドを作る難しさは?
「どういうコンセプトにして、どんなアイテムを展開するかが固まるまでは大変でした。自分自身の強みや、
ビジネス視点でブランドを組み立てられるようになってからは、アイデアが出るようになりました」
――― 在学中からブランドプロデュースを行うメリットは?
「もともと、アパレルブランドを持ちたいという夢があったので、ひとつの目標が叶ったと思います。
実践的なプロデュースができると思ったので、バンタンデザイン研究所を選んで良かったと思います。
鶴嶋乃愛さんや、藤田ニコルさんのようにタレント活動をしながらファッションブランドをプロデュースされる芸能人は多いです。
自分で着てブランドの知名度を上げることもできるし、芸能活動との相乗効果も大きいと思います」と自信を込めます。
初日の商況は、スウェット白2着、黒1着、キーホルダーが購入されたそう。
「わざわざ大阪から来てくれたファンの方もいたんですよ!また、あるフォロワーさんの意見で『このアクセサリーは若い印象で、付けにくい』といわれたので、
急遽落ち着いたパーツでアクセサリーを作り、追加で販売することにしました。
リアルな声も、今後の商品デザインに反映したいです。POP UPを行っていなければファンの方々とも会えていなかったと思うので、
貴重な機会だと思います。年に2回アイテムを展開するというよりも、自分のペースで続けていきたいですね」と意気込みます。
<POP UP STORE VMD>
VMDとは「Visual Merchandising」(ビジュアルマーチャンダイジング)の略で、視覚的な演出、買いやすい売り場環境を整えることを指します。
VMDにより、購買意欲を喚起させることが狙いです。ピンクのギフトボックスを並べて、
進学・卒業シーズンを想起させるVMDを担当した信戸さんは「将来的にVMDを仕事にしたいので、担当させてもらいました。
コンセプトは、『新生活に向けてPresentにいかがですか?』です。
今回のポップアップは、どのブランドも一点モノが多く、新しいモノに出会える場です。プレゼントにありがちな『これ持っていた』という被りもないので、
特別感のある贈り物になると思います」と、背景を説明。
「ギフトボックスをピンク色で統一したのは、桜っぽさを演出したかったから。赤や緑だとクリスマスっぽくなってしまうので、色選びにはこだわりました」。
また、トルソーに着せたのは、どちらも在校生によるブランドで、トップスが「pekinname」ボトムが「medicine」のアイテム。
自身もリメイクブランド「Silver Spot Light」を展開していて、「パンクファッションが好きな人をターゲットにしています。スタッズ(びょう)を打ったデザインなど、
コアな人に響けば嬉しい。正直、デザイナーよりもVMDに興味がありますが、ブランドを展開することで視野が広がると思います」と話します。
<Longing Lip>
「Longing Lip」(@longinglip)デザイナー竹林さんは、
「ブランド名は『憧れの唇』という意味で、インフルエンサーさんと一緒に作っていくブランドです。インフルエンサーさんとコラボすることで集客が見込めると考えています」
デザインのプロセスはシンプル。インフルエンサーさん自身の唇に、布用インクをつけてもらいます。
次に、Tシャツやパーカーにキスマークをつけてもらいます。
リップマークは1つでも、複数でもOK。ランダムにつけるので、世界に一つしかない模様に仕上がります。
ちなみに、ボディは、数多くのブランク(無地)を展開するメーカーから仕入れているそう。
「初めて来た人が買うアイテムではないと思っています。取り分は、ラフォーレさんが30%、インフルエンサーさんに35%、残りがブランドの利益です」
――― ブランドをプロデュースする意義は?
「2~3万人フォロワーを持つインフルエンサーとのコラボによって、集客が見込めています。戦略的にも、デザイン的にも難しい部分はなく、順調に運営できていると思います」
――― ブランド運営の難しさは?
「このブランドの場合は、どんなインフルエンサーさんを集められるのか、がカギになります。もう少し資金的に余裕が生まれたら、芸能事務所にも声をかけたいです」
と展望を語ります。
コラボレーションした、インフルエンサー/画家のAYAKA BRANDYさんは、
「斬新なアイデアだと思います。私は画家として活動しているので、自分のアートと在校生のブランドが掛け合わせられ、すごく嬉しいです」
と、好意的なコメントを寄せました。
他にも……
「RiRi BY WINTER SWEET」@wintersweet_tokyo(デザイナー花田莉胡)
「the SAME face」@thesameface.official(デザイナー村松奨平)
「SAUCE WORLD」@sauceworld_official(デザイナー村上勝也)
「LITTLE MAINANA」@littlemainana(デザイナー水島麻衣)などが出店。
ファッション感度の高い顧客に購入されたり、手に取ってもらったりすることでブランドの認知を上げていました。
在校中から、ブランド運営に携わり、自らのデザインとアイデアで利益を上げられるのも、バンタンデザイン研究所で学ぶメリットのひとつ。
基礎科生は次年度への弾みをつける場として、本科生はこれまでの学びを総括するイベントとして、ファッションビジネスの手応えを得られたはず。
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