こんにちは!
バンタンデザイン研究所大阪校です。
バンタン卒業修了制作展を前に、ファッション学部の高等部3年生と専門部2年生が、
自分たちのデザインしたブランドを各ブースに展示し、審査員や来場者に向けてプレゼンしました!
本日、審査員を務めるのは『OOPS』ストアマネージャー兼バイヤーの木村聖さんと表原天さんです!
『よろしくお願いいたします』
さっそく、審査スタート!
今回は、木村さんの審査に同行させていただきました!
【専門部2年生】
広い教室に、個性的なブースがズラリと並びます。
沖田さんのテーマは『日常と非日常』
ふわふわ、もふもふ感を出した可愛いメンズファッションが並んでいます。
「(ハンガーに掛けて)並んでいると結構可愛く見えますが、オーバーサイズなので着てみると意外に…」ということで、木村さんが試着!
一見、生地感もデザインもレディースっぽさの漂うアウターですが、実際に着用すると全く違った印象に。
「かっこいいっすね!」と、木村さんも笑顔で頷いていました。
辻谷さんのコンセプトは「生きるしがらみ」。テーマは「不安、虚無感」
不登校や適応障害を経験し、現在もうつ病で体調を崩すことのあるツジタニさんが、不安な時に感じることをデザインで表現しました。
ストリングカーテンで仕切られたブースは、みんなとのつながりはあるけれど、どこか遮断されている心のイメージ。
独創的な世界観とクオリティの高さに「すばらしかったです」と、木村さんも称賛。
「普段メンズを扱っているのでメンズファッションに目が行きがちですが、めっちゃかっこよかったですね」
菊岡さんのブランドコンセプトは「ワイルドアンティーク」。テーマは「生と死」です。
コロナ渦で自ら命を絶つ人たちのことを想い、服を通して少しでも前向きになってもらえたら、との願いが込められています。
いろんな人の顔の画像を集め、切り貼りしてひとつの顔にしたものをプリントし、
服に編み込んだデザインに「こんなの見たことがない。かっこいいっすね」と木村さんも感心。
「これ欲しい!」「買いたい」と学生や来場者にも大人気でした!
【高等部3年生】
高等部の展示教室は、照明や絨毯などの内装にもこだわっていて、ハイセンスなセレクトショップのよう。
西村さんのブランドコンセプトは『LIKE ME』です。
「かっこいいね。めっちゃいい」と審査員の木村さん。
全ての服に丁寧に目を通しながら、デザイナーの西村さんにも質問!
木村さん「好きなブランドはある?」
西村さん「BALENCIAGAです」
木村さん「ああ、わかる。いいよね」
これは高評価の予感!?
最後は、高等部の岡田さんと荒田さんの共同ブース『Studio No.402』
テーマは『不思議の国のアリス』
荒田さんのブランド『jiyoukimama』のコンセプト「世界の人たちが笑顔になれる服」と、
岡田さんのブランド『ASAZYU』のコンセプト「忙しい現代人にゆっくりした時間を」を合わせた『自由気ままにもっとまあるくなろうよ』がコンセプト!
徹夜を重ね、ギャザーを手縫いして作り上げた荒田さんのゴージャスなドレス(写真右)と、
素材にビニール袋や制作時に余った白い生地を使用した岡田さんの純白ドレス(写真左)は存在感が際立っています。
【審査員から学生たちへ一言】
表原さん「オリジナリティあふれる作品が多くとても楽しかったです。やりたいことをやってください!!」
木村さん「才能を感じました。クオリティ面を意識していくと更に良い作品になると思います」
メンバーの作品に込められたストーリーを知ることで、
それぞれ作品の見え方がまた変わってくるのではないでしょうか。
YouTubeにて【バンタン卒業修了制作展】のアーカイブがアップされています。
ぜひお時間ある時にご覧ください!
皆様、本当にお疲れさまでした!今後の活躍も、ずっと応援しています!