20.12.10 23.03.24 更新

眉は人格を表す。MORE特別講演会「アプリを使った眉毛シミュレーションと眉毛のドローイング」【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
大阪校

こんにちは。バンタンデザイン研究所です。今回は、メディアヘアメイク学科の生徒対象に行われた「MORE特別講演」の様子をレポートします。

 

MOREは、大阪トップクラスのヘアメイク&スタイリストの専門事務所です。バンタンデザイン研究所のメディアヘアメイク学科では、MORE主催による特別講義が1年生のうちからカリキュラムに組み込まれています。

 

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今回は3回目の講義で、講師はMOREの代表取締役である細川さんです。テーマは「眉」。細川さんは、「眉は人格を表す」と講義の冒頭に生徒たちに説明します。

確かに、人と話をするときは相手の目を見て話しますし、目のすぐ近くにある眉は一番印象に残りやすいですよね。

 

 

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メディアヘアメイクでも、眉の書き方で人の印象や性格を表すのだそうです。たとえば、上がり眉は「意志が強い、活動的な野心家」、長い眉は「温和で優雅」など。同じ人でも、眉の描き方で印象がかなり変わります。

「眉がうまく描ければ、メイクは6割以上成功です。逆に眉がうまく描けないと、ほかの部分がうまくできてもイマイチな印象になることも多いです」と細川さんは語ります。

 

「テレビ・映画・舞台では、観客は登場人物を見た目で判断します。ですから、メディアヘアメイクでは眉はとても重要です」とおっしゃって、誰もが知っている有名俳優の写真をスライドで映しながら眉と印象の関係について解説すると、生徒たちは納得したように何度もうなずいていました。また、人種によっても似合う眉は異なるそうです。

 

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解説が一通り終わったら、次はいよいよ実践です。眉で印象が変わるといっても、その人の顔の形やイメージに全くそぐわない眉を描いてしまうと、眉だけが浮いてしまいます。

「まずは、自分にとって一番の美眉を決めます」と、細川さんは眉の描き方を説明し、そのうえで生徒にボサボサの眉のイラストを描いたペーパーを渡し、その眉を整えるように指示。実際の眉を整える前に、どんな形が「美しい眉」なのかを生徒たちにきちんとイメージさせました。

みんなそれぞれ熱心に自分が考える美眉を作り、その結果をもとに、今度はアプリを使って実際に自分に似合う眉毛のシミュレーションを行いました。アプリで眉毛のシミュレーションができるなんて、とっても便利!

 

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「自分に似合う眉毛はこれだと思っていたけれど、実際は違ってました」

「眉毛で印象が変わってくるということは知識では知っていたけど、実感できて納得しました」など、」生徒たちはめいめい感想を言い合っていましたよ。

 

今日の授業は、将来メディアヘアメイクの現場に立ちたいと願っている生徒たちにとって、実践に活かせるとても良い経験になったことでしょう。

 

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