Welcome to VANTAN MARCHE 2020!学生たちが企画&運営するオリジナルショップ巡りへ!【バンタンデザイン研究所】
9月25日&26日の2日間、バンタンデザイン研究所デザイナーズメゾンにて、ファッション学部、デザイン学部によるマルシェを開催!
学生たちは、ショップの企画から運営にまで携わりました。数あるショップの中でも、注目ショップを紹介します!
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ファッションプロデュース基礎科
デザイナー斎藤さん&浦崎さんが手掛けるユニセックスブランドKIDMINDS。
「ブランドを始めるにあたって、2人で大切にしたいものを考えて、『子供心』という意味のKIDMINDSにしました。
オリジナルロゴとフリーのイラストを組み合わせたもの売れ行き好調です!」と浦崎さん。
斎藤さん「友達もたくさん来てくれて嬉しいです。BASEでも販売しているので、良かったらチェックしてみてください。」
BASEはこちら⇒https://kidminds.official.ec/
ESPLENDORは、我妻さん&石川さんによるアクセサリーブランド。
我妻さん「ESPLENDORには、ラテン語で『輝き』という意味があります。」
石川さん「パーツは日暮里などで仕入れて、2人で制作しています。いちばん難しいのは値付け。
1000円前後でリーズナブルですが、見てくれても購入まで至らないことも。もっと工夫したいなと思います。」
paporinは、古着メインのセレクトショップ。オリジナルエコバッグも用意されていました。
佐藤さん「ブランド名は、私のSNSアカウントネーム。自分の好きなアイテムを集めて販売しています。
接客しつつ、下げ札を作り中ですが、『自分が買うなら、いくらで買うかな?』と考えながら値付けしています。」と話します。
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ファッションプロデュース基礎科/WSファッションプロデュース基礎科
REBORNEVERYDAYは、サテンライクな素材で帽子×ジャケット×ワンピースなどセットで楽しめるブランド。
デザイナー佐々木さん 「シンプルでありながらも上質感があり、他のブランドとは異なるデザインを提案しています。
アイテム同士を組み合わせて、自由な着こなしを楽しんでいただきたいです!」
Gimmy(https://suzuri.jp/Gimmy202302)は、「日常からファンタジーと自由を」をテーマに、
タッセルやリボンなどの可愛さに、時代の空気感を取り入れたデザインが特徴。特に人気は、タイベックとビニールを縫い合わせたトートバッグ。
デザイナー五十君(いそぎみ)さんは
「マルシェの楽しさは、お客様から直接、自分の作品を褒めてもらえて、購入してもらえるところ。
お客様との接点を大切にし、SNSでも積極的に発信して『お客様の身近にあるブランド』にしたいです。
今日を機に、ブランドを強化していきます!」と意気込みます。
他にも、「on na no 子」(https://suzuri.jp/tkrga)など数多くのブランドが出展!
underage(https://suzuri.jp/Underage_official)デザイナー金子さんは、
「準備期間は一か月くらい。たくさんのお客様が手に取ってくれるのが嬉しいです。
個人的にクリアマルチケースが売れるといいなと考えています。」と話します。
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こちらは、WSフォトグラフィー基礎科の展示。
岡崎さん「『花のように』というコンセプトで作品を撮っています。業者さんに枯れた花をもらい、それらを水に入れてアートに昇華しました。
僕自身、花が好きなので、『好きなものを思っていたり続けてさえすれば、新しい色が入ってくる』というメッセージを込めています。」と解説。
自分のフォトをプリントしたスカートも展開していくそう。
安樂さんの作品は「いつか失われてしまうかもしれない日常を残したい」という想いで撮影されたそう。
「作りこんだ世界ではなく、日常の中にある『キレイ』、琴線に触れる瞬間を残したいと思っています。」と話します。
被写体はもちろん、展示方法にもそれぞれの世界観が投影されています。
映像クリエイター基礎科は、即興で好きな背景と合成してくれるフォトブースを運営!
また、「編集に20時間かかりました」という、egg Channelの映像も公開。
モデルさんが「つけま、何枚つけられるか?」に挑戦する動画で、企画・撮影・編集までを学生が行った自信作!
グラフィックデザイン&イラストレーション基礎科
キジ、オシドリ、オオワシを包装紙のコラージュで表現した「和鳥」。
「地道な作業ですが、下絵から鳥の姿かたちが浮かび上がってくる瞬間が楽しい!」と、岡谷さん。
WSグラフィックデザイン基礎科
こちらは、個性豊かなブースが並ぶデザイン科のエリア。
アルティメットというスポーツのウェアをデザインした阿部さん。自身もプレイヤーということもありデザイン性の高さにこだわったそう。
「私の名前がNATSUKAなので、Na’s、そこに試合中のコールを足してNazu-eqipuという名前にしました。
マレーシアやフィリピンの業者さんにオーダーしたので、英語でのコミュニケーションや、
納期が間に合わないハプニングなど実践ならではの大変さもありました。
でも、こうして自分のブランドのウェアが並ぶと感慨深いです。」と話します。
カドスシは、寿司の面白さを木工で表現。
「寿司の形が面白いなと思ったので、世界観を楽しんでほしいです。
物販はしていませんが、お客さんから『キーホルダーが欲しい!』という声もいただいたので、今後の参考にします(笑)!」
と、デザイナー飯塚さん。
山中さんの「WEATHER REPORT」は、ほのぼのした雰囲気が漂うオリジナルグッズショップ。
自由帳にイラストを描き起こしたものを写真に撮影し、Photoshopで仕上げていったそう。
丸山さんのブースは、「絶対に口を開かないぺんぎん」のポーチを販売。
「お仕事で、最初に依頼されたのがペンギンだったこともあり、人一倍思い入れがあります。
自分でデザインを考え、業者さんに発注し、マルシェという場を借りて、
どの世代のお客さんにどんな風にすれば売れるのか?という流れを経験できたのが実践的でした。」と話します。
MAKE OVERデザイナー村岡さんは、
「自分が『あったらいいな』と思うものをデザインしました。
『すてようび』は、ゴミ出しの日が分かるように不燃、ガラスゴミなどをアイコン化しています。
『2021』は月別カレンダー。お部屋にマスキングテープで飾ることもできます。
たくさんの方にお越しいただけて、商品を購入していただけるのが嬉しいです!」と目を輝かせて話してくれました。
リアルの対面ショップにとどまらず、オンラインショップを併設している学生が多いのも印象的でした。
さながらクリエイターEXPOのような活気があり、将来の可能性を大いに感じさせるイベントになりました!