元SKE48平松可奈子さんに最終プレゼンテーション!新ブランド『Chouet latte(シュエットラテ)』アイコンとなるキャラクターデザインを学生が制作!【バンタンデザイン研究所】
バンタンデザイン研究所では、様々な産学協同プロジェクトが進行中です!
今回レポートするのは、デザイン本科のプロジェクト。
元SKE48で、現在はファッションプロデューサーとして活躍する平松可奈子さんから
新ブランド『Chouet latte(シュ エットラテ)』のアイコンとなるキャラクターデザインを依頼されています。
(平松さんインスタグラム→https://www.instagram.com/11kanaco14/?hl=ja)
「キャラクターと合わせて、ブランドロゴを製品に入れた『イメージ図』を見たいです」
というオーダーをいただき、再度ブラッシュアップ!
今回はオンラインで行われた最終プレゼンの様子をお伝えします。
1.モリモトさん
「女性だけでなく男性も着られるようにしたい、というオーダーだったので、中世的なウサギを描きました。
首には大きめリボンをつけて、おでこにはChouet latteの頭文字であるCとlを入れています。
前髪のように見せたかったので、筆記体で入れています。」
iPhoneケース、エコバッグ、トレーナーにも展開。シンプルなワンポイントなので、ジェンダーレスに受け入れられそうです。
2.田所さん
「クマのぬいぐるみをデザインしました。
線を少なくシンプルにまとめることで、大人の女性にも愛されるようなデザインにしています。
色はラテカラーで、淡く優しい雰囲気にまとめました!」
こちらのキャラクターは、体全体でも、顔だけでも使える汎用性の高さがポイントだそう!
3.山本さん
「今回のデザインでは、若者向けの可愛さではなく大人向けの可愛さに重点をおきました。」と話す山本さん。
「低身長やコンプレックスでもファッションを楽しめるように、というブランド理念から3種類の犬をモチーフに選びました。
犬は、年齢を問わず幅広い世代に愛されている動物です。
チワワは低身長、パグはぶちゃいくな顔面、ダックスフントは足が短いなどの特徴がありますが、そこがかわいいポイントでもあります。
ですので、コンプレックスではなくひとつの個性だと考えました。
それぞれの犬の特徴を残しながらも、線は細くモノトーンにすることで、大人が好むデザインに仕上げました。」
4.有田さん
「最近のイラストのトレンドとして、ラインや線で仕上げたものが流行していると感じます。
色を使いすぎると子供っぽくなるので、カラーは控えめにしています。イラストはライン線と1色でシンプルに構成しました。
ワンちゃんは下着を履いていて、可愛さと大人っぽさを表現しています。」
ワンちゃんのアイコンは、ワンポイントで使っても、複数を配列して柄のようにも使え、トレーナーについても
「ワンポイントなら、男性でも着やすいと思います」と魅力をしっかりアピール!
人気のシャワーサンダルなど、流行をおさえたアイテムでイメージを提案しました。
5.浅野さん
さまざまな犬種の中から、男女ともに支持されそうという理由でダルメシアンをイラスト化。
「大人っぽく着られるようなデザインを意識しました」と話します。
6.中田さん
「最初は1匹でしたが、オスのNINOとメスのAMELIEの2匹にしました。旧デザインよりも、目に光を加えてキラキラさせました。
ピンクの線バージョン、白抜きバージョンなども考えています。」
「男女のキャラクターなので、Tシャツもカップルでお揃いで着ることもできます!」
男女問わないキャラクターなので、赤ちゃん用のロンパースなど幅広い展開が可能とのこと!
7.田沼さん
「当初はウサギでデザインを進めていましたが、どうしても『可愛い』から抜け出せなかったので、犬に変えました。
手書き感を残すため、線のいびつな感じも残しています。首元にはリボンをつけてデザインにメリハリを出しています。」
8.五月女さん
「Chouet latteは、
『色んな服を着てファッションを楽しみたいのに、何かしらのコンプレックスが気になり楽しめない』
という人を素敵にするためのお手伝いができるブランドにしたいと伺いました。
そこで、そのコンセプトを表現するために、コンプレックスを持っていそうな動物を選びました。
個人的な意見ですが、ウサギは音に敏感だったり、可愛いけれど足が短いなどコンプレックスが多そうだと感じモチーフに選びました。」
「デザインは中世的なイメージで仕上げています。
くすんだピンクとブルーの2色にすることで、カップルでも使えるのではないかと思います。」と提案。
ラストを飾るのは、大久保くん。
「ウサギをモチーフに『シュエットバニー』というキャラクターを制作しました。手書き要素を入れたデザインがポイントです。」
「2案目は、先日好評だったドット画風デザインです。
他ブランドと差別化できるようなオリジナリティがあるのではないかなと思います!」と力を込めます
Tシャツやエコバッグのイメージも提案しました。
すべてのプレゼンテーションを終えて……
平松さん「ありがとうございました!どのデザインも可愛くてとても迷います。
前回のプレゼンテーションの資料も合わせて、選ばせていただきますね。
皆さん、一生懸命デザインしてくださって本当にありがとうございました!」と笑顔でメッセージ。
クオリティの高いアウトプットが多く、とても満足そうな様子でした!
実際の現場と同じ工程で進んでいるため、仕事のフローも自然と身に付く今回の取り組み。
感度の高いファッションプロデューサーの要望を満たすのは、果たしてどの作品なのでしょうか?
商品化レポートも、どうぞお楽しみに!