テーマはエレガント&スポーティー。生徒の個性が光る「Re:MAKE WORK PROJECT」をレポート!【バンタンデザイン研究所】
こんにちは!バンタンデザイン研究所大阪校です。
今回は「Re:MAKE WORK PROJECT」の様子をレポートします。
Re:MAKE WORK PROJECTは、ファッションプロデュース専攻の基礎科の生徒が、古着の卸倉庫「情熱バンコクファクトリー」を運営する株式会社パッショーネ様の協力のもと行ったプロジェクトです。
5人前後でグループを組んだ生徒達が、予算1万円で買い付けた古着をリメイク。男性用、女性用それぞれの服を作り、モデルにスタイリングし、プロのフォトグラファーによる撮影を行いました。テーマはずばり「スポーティー&エレガント」。
7月30日に古着を買い付けにいくところからスタートし、約1カ月の間にデザインの考案、古着のリメイク、モデル捜し、メイク、撮影まで、すべて生徒が自分達でプロデュースします。
生徒に話を聞くと、縫製の部分で苦労したそうです。
「どうしても縫製が難しいところは切りっぱなしにしましたが、むしろファッションの一部ということで、味があると思います」といった裏話も撮影の合間に教えてもらいました。
切りっぱなしの部分をデザインに活かすという逆転の発想のおかげで、デザイン性がさらに増したようです。
その柔軟な発想は今後、プロとして仕事をしていく上でも大いに役立つことでしょう!
撮影にのぞんだ9組のグループが作った衣装はどれもとっても個性的でした。
スポーティーとエレガント、どちらを強く意識するかで、衣装の雰囲気もがらりと変わります。
また、スポーティーやエレガントを象徴するアイテムもグループごとに個性がありました。
レースやネクタイでエレガントさを演出したグループもあれば、ユニフォームや色合いでスポーティーさを表現したグループもあり、どう魅せるかは本当に三者三様です。
ほかのグループの撮影風景を熱心に見学している生徒もたくさんいました。
撮影の仕方も、モデルや洋服をより魅力的に見せるために、どのグループも妥協しません。
モデルにいろいろなポーズを取ってもらうことはもちろんのこと、花やソファといった道具を使ったり、メイクを服のテーマに合わせたりと、本当のファッションショー顔負けの様子です。
1グループ20分という時間制限の中、どのグループも服の魅力を最大限引き出そうと頑張っていました。作った服や撮影の仕方は異なるものの、時間が許す限り、できるだけよい作品(写真)を残そうとする姿勢は、どの生徒にも共通していました。さすが、近い将来プロとしての活躍を目指すバンタンの生徒達。
本日撮影した写真はまとめて冊子に仕上げます。
最後に、本日参加した生徒の1人に将来の夢を尋ねると「私は、オリジナルのファッションを自分で作り出したい。そのため、たくさん勉強していろいろな経験を積み、将来はバイヤーやデザイン関係の仕事に就きたいです」と力強く語ってくれました。
ファッションプロデュース専攻基礎科の皆さん、服の購入から今日の撮影までの長い期間、お疲れ様でした!撮影した写真の冊子の完成が、今から楽しみですね。