バンタン卒業修了制作展「VANATAN STUDENT FINAL 2020」が開催されました。
(https://www.vantan.co.jp/studentfinal/)
このイベントは卒業学年の集大成となるイベント。
学生たちの渾身の作品が揃います!
また、作品紹介パネルに「VANTAN AWRAD」のピンク色のシールが貼られているものは、特に評価が高いもの。
さらにノミネートされたVANTAN AWRAD作品の中から、特別審査員が選出する「グランプリ作品」が決まります。
VATAN DESIGN CONVENIENCE STORE
デザイン本科、WSフォトグラフィ本科によるコンビニエンスストアがオープン。
このコンビニは、展示作品とリンクしており、とても斬新なブースとなっています。
WSグラフィックデザイン本科 松尾さんは、
「今まで住んだ土地に酒蔵があると想定して、日本酒のラベルを作成しました。」と話します。
コンビニには展示作品とリンクしたオリジナルお猪口を販売。
そのほか、四季それぞれのドライフラワーを使ったアクセサリーブランド「そう」など、購入できる作品が並べられました。
PAF×Vantan
学生が、1日だけポイントカラーを楽しめるアイテム、
花王株式会社「PAF 1-day hair tint」のPR/プロモーション企画を展開!
イメージ映像と、サンプリングの配布が行われました。
「一日だけ髪色が変わるんだ!試しやすいね!」と、他スクールの学生にも好評です♪
「LIGHT/SHADOW」
WSデザイン本科 樋口さんは、サイノアタイプと呼ばれる日光写真を使った作品を発表。
樋口さん「特殊な液体をつけて太陽光を浴びせて、洗ってオキシドールで処理しています。
もともと影が大好きで、作品テーマにしたいと思っていました。」
———— 取り組んで良かったことは?
「作る過程で文字に見えるモチーフがあることに気付くなど、発見も多かったです。
また、商業的でない作品を作ることで、グラフィックデザインとは何か?という問いと向き合うことができました。」
LOVE
WSデザイン本科三島さんのテーマは「春画」。
三島さん「迫力のある春画を分割することで、見えない部分を見る人に考えてもらう構成にしました。
細かな作業は苦手なので、卒展ではあえて不得意なことに取り組むことにしました。
いやらしさではなく、美しさを伝えられたら嬉しいです。」
LAZEE BOOK STORE
WSデザイン本科 野上さん「ストリートカルチャーの中で、
グラフィティだけは壁面に描くと犯罪になってしまうため、肩身が狭い思いをしています。
そこに疑問を感じ、雑誌の上で表現しました。
1960年〜80年代の雑誌に、ステンシルを使ってグラフィティを描いています。
古い紙にスプレーをかけるとツヤが出るので相性もいいです!」
A Store Produce Powered by Tin Pan Alley
RAGTAGを運営するTin Pan Alley様より古着の一部を提供していただき、学生たちがリメイクをほどこしたアイテムを販売しました。
Kei’s Room
ファッション学部バイヤー&ショッププロデュース本科は、「自然回帰」をテーマに掲げた、限定セレクトショップをオープン。
大谷さん「古着が好きな学生Keiが好むアイテムをセレクトしました。
クラスメイト全員で力を合わせてお店をプロデュースできたのが嬉しい!」
他にも、ハイブランドのセットアップからカジュアルなTシャツなど、多彩なアイテムが揃えられていました。
Natural Junk
サステナビリティをテーマに、企画運営されたショップ。
デニムを中心に、長く着られる一点モノに出会うことができます。
青木さん「RAGTAGさんの倉庫にうかがって、古着を一点一点セレクトできたのが良かったです。」
どれも見応えあるブースばかり!来場者たちで活気が溢れていました。
続いては、ランウェイで行われたショーコンテンツをレポートします!