本番直前のリハをレポート!!卒展で、韓流メイク本科がダンスボーカルユニットAsome.Dライブのスタイリング&ヘアメイクを担当!【バンタンデザイン研究所】
バンタンで学ぶ学生たちの集大成・卒業修了制作展2020を、3日後に控えた学生たち。
ヘアメイク学部 韓流メイク専攻の学生たちは、韓国発ダンスボーカルユニットAsome.Dの
舞台衣装/ヘア&メイクを担当することになりました!
今回は本番直前のリハーサルをレポートします。
メイクルームで、代理モデルさんに本番と同じヘア&メイクを行う学生たち。
メンバーは、Zi.L(エル)さん、DADA(ダダ)さん、NA HYUN(ナヒョン)さんの3名です。
<Zi.L (エル)さん>
Zi.L さん担当の中村さんは、メイクのポイントについて、
「韓流メイクのトレンドを取り入れて、ベースはツヤ肌に仕上げたのがポイント。
ステージなのでシェーディングもしっかりと入れています。」と話します。
ヘア担当・阿部さんは、
「ふたつのカラーエクステを編み込んで、華やかにしました。
あとは『ティンセル』というキラキラした線状のアクセサリーを使って目立つようにしました。
ステージの幕間で、髪をダウンスタイルにするヘアチェンジがあるので、後半はセクシーな雰囲気になりますよ!」
<NA HYUN (ナヒョン)さん>
メイク担当・小田さん「ナヒョンさんは、ワインレッドやプラムといった色を使って、元々のヘアカラーと合うようなメイクに仕上げます!」
しかし、ひとつだけ気になっていることがあるそう。
「事前に所属事務所の方に、メイクも衣装もチェックしてもらっています。
ナヒョンさんにはシースルーの衣装を提案したのですが、NGが出たため、別の衣装に。
他のメンバーと並んだときにナヒョンさんだけ透け感が少ないコーディネートなので、重たく見えないかが少し心配です。
リハでは、その部分のバランスをチェックしたいです!」と話します。
「自分たちの最後の作品になります。
また、事務所に確認していただきながらアーティストにご協力いただく作品なので、
より現場の『仕事』に近い感覚で、心地よい緊張感がありますね。」と、今回のプロジェクトにやり甲斐を感じている様子。
仕込みを終えたら、8Fのスタジオへ移動!
ヘアメイク田中講師は「髪がくずれないか、メイクをくずれないかをチェックして」とアドバイス。
まずは学生が位置と大まかな流れを確認します。
次に、モデルさんが立ち位置へ。
光を浴びているモデルさんを見て、「見え方」を360度チェックする学生たち。
田中講師「モデルさん、思いきり動いてみて!メイクもヘアも崩しちゃおうってくらいに!」と声をかけます。
その後は実際に曲を流してリハーサル。
<スピード勝負!ヘアメイクチェンジ>
要となる「ヘアメイクチェンジ」も、間に合うかどうかを本番と同様に行います!
まずは、モデルさんを椅子に座らせます。
ヘア担当は、ブラシで髪をサッととかしてダウンスタイルに。
メイク担当は、汗をおさえたら、リップを素早くお直し。
ヘアを監修してくださるハヤシルイ講師に「どうしたの?」とたずねられると、
「チェンジは時間が余るくらいでした!」と答える学生。
ハヤシ講師「良かった。でも、本番はもっと汗が凄いと思う。アーティストが戻ってきても動いている中で直す可能性もあるよ。
なので、クオリティとスピードは常に意識して。色々なシーンを想定しておきましょう!」と助言します。
また、田中講師も「モデルさんのメイクに、もっとツヤ感がほしいな」と、フィードバック。
こうしてより完成度を高めていきます。
また、フィナーレではアーティストと一緒に学生がランウェイを歩いてご挨拶する練習も!♪
少し照れがある学生たちに……
田中講師「出てくるときは、恥ずかしがらないで!ガールズパーティみたいに盛り上がって!堂々として」
と客観的な目線でアドバイスしました。
いよいよ3日後に迫った大舞台。
学生たちは「絶対成功させます!」と意気込んでいました。
Asome.Dのジャパンライブのステージに、期待が高まります!♪