卒業修了制作展
「Vantan Student Final 2020」(https://www.vantan.co.jp/studentfinal/)
まであと1週間の時期に、ヘアメイク学部の作品撮りが行われました。
今回撮影した画像は卒展でランウェイムービーとして使用されるほか、
当日の審査にも使われるので、学生たちも一段と気合が入っています!
控室をのぞいてみましょう!ヘアメイク学科のほかに、
特殊メイク学科、ヴィジュアルメイク学科、韓流メイク学科の学生達も勢揃い!
みんな黙々と手早く作業を進めていて、ピリッとした緊張感が漂います…。
モデルさんのヘアを作り込んでいるのは、秋葉さんと大塚さんコンビ。
「卒展の大きなテーマが『共存』なので、自分たちはそれに基づいて、『許容』をテーマに制作しました。
生き物すべての生命体が、お互いを許容しながら地球に生存している様子を表現しています。」
―バンタンで学んでみてどうでしたか?
「みんな個性豊かで、ここに来るだけで何かしら吸収できるとを学びました。
それまで学校に行くのは苦手だったけど、刺激のある毎日を送れました!」
ヘッドピースの手直しをしているのは、森山さんと林さんコンビです。
卒業したら何をするかお話を聞いてみると…
「私はヘアメイクアップアーティストの専属アシスタントです。」
「私は留学します!海外でヘアメイクの仕事がしたいので、まずは語学の勉強をします。
卒展ではめいっぱいやり切りたいと思います!」
ちなみに作品は『海底爆発』をテーマに制作したんだそう!
これから撮影する学生の準備が整い、控室が少しバタつき始めました。
大きな衣装では移動も一苦労。
ヘルプの仲間に「いるもの全部持ってきて!」と声をかける姿も。
スタジオでは順次作品撮りが進行しています。
学生と一緒にモニターで仕上がりをチェックしながら「いいね…ナイス!」と声をかける講師。
「リップが少し濃いかな、ティッシュオフしましょう!」と具体的なアドバイスも欠かしません。
手直しするときは「入ります!」とカメラマンに声をかけてセットに入る学生たち。
現場での立ち居振る舞いがしっかり身について、動きがとてもスムーズです!
撮影直前でまだ迷う部分がある学生には、講師が積極的に相談に乗ります。
「ヘッドピースにパールがついているから、チョーカーもパールで揃えたほうが整合性があるよ。」
とのアドバイスに、学生も納得した様子。
「今回はこの色でいいけど、できれば衣装に入っているピンクを髪にも使ったほうがいいかもしれないね。最後まで頑張ろう!」
と励ます場面も。
撮影が終わった学生は、自分たちでも作品撮り!
そして休む間もなくモデルさんの身支度を整え、衣装の微調整や、他の作品制作を手伝います。
「バンタンでの撮影もこれが最後なので、感慨深いです…。」と学生。
すでに現場で研鑽を積んでいる学生も多く、チームワークのよさが光ります。
こんなに大所帯での撮影も、学生ならではの体験かもしれません。
ビジュアルメイクコースの宮地さんは、将校風の衣装に旭日旗を制作!
撮影では写真映えする画角を探っていきます。
何枚も撮影を重ねて、とても納得のいく作品が撮れた様子!
「これぞヴィジュアルメイクだね!一人でここまでよく頑張ったね。」と講師も嬉しそう。
「思ったものを制作できてよかったです!
卒業したらヴィジュアルメイクに限らず、いろんなヘアメイクアップアーティストの方々のアシスタントとして
現場経験を積むことにしています。」と話してくれました。
さあ、卒業制作展はもう目の前!
直前まで納得のいく作品作りに情熱を注ぐ、学生たちの晴れ舞台がうまくいきますように!!