イベントレポート!ファッションプロデュース基礎科生が、1日限定セレクトショップ「alpha」をOPEN!【バンタンデザイン研究所】
ファッションプロデュース学科 基礎科(1年)生が、「REAL MODE」をテーマに1日限定セレクトショップ「alpha」をオープンしました。
場所は、恵比寿駅から徒歩すぐのバンタンデザイン研究所 デザイナーズメゾン校舎1階のスペース。
店内へ入ると……
「こんにちは。温かいマサラチャイとアップルティーをご用意しています。どちらがよろしいですか?」
と、ウェルカムドリンクでお出迎え。
まず目に入るのは、リメイクを施したユニークなニット。
アイテムは、オリジナルアイテム4:買い付け4:リメイクアイテム2のバランスにしているそう。
alphaという店名について、ビジュアルディレクター兼VMD(#1)の松本さんは、
「日常生活にプラスアルファする、という意味でalphaと名付けました。
『リアルモード』をテーマに、オリジナルや古着屋で買い付けたアイテムを販売しています。」
と話してくれました。
ディスプレイにもこだわり、レトロなファッション誌、額縁、ファー、ポストカード、レコードジャケットなどをランダムに並べて雰囲気を出したそう。
<オリジナルジェエリー>
開店早々、好調な売れ行きだったのがアクセサリーや靴下といった小物類。
ジェエリーの制作をした豊野さんは、
「普段はmdmcというブランドをSNS上で展開しています。
自分のブランドではカラフルなパーツは使わないのですが、
今回は、alphaで販売しているニットにも合わせやすい色とデザインにしました。」
と、こだわりを教えてくれました。
<余剰在庫で安く仕入れ!ネオン靴下>
「ウチの近所に、靴下の余剰在庫を安く販売するお店があり、そこで激安価格で仕入れてきました。
ネオンカラーは2020年も引き続き人気ですし、これからの季節はサンダルと合わせても可愛く履けますよ!」と、若林さん。
『LIZO TOKYO』というブランドのディレクターも務めている彼女は、ラフォーレ原宿でポップアップショップを開催した経験も。
買い付けから販売までを行う「セレクトショップ」運営について聞くと、
「これまでは、どちらかというと個人単位のプロジェクトが多かったので、
クラスのみんなで協力して行うのは今回が初めてです。
オリジナルブランド『LIZO TOKYO』での経験も活かすことが出来て、新しい経験になりました。」
と話してくれました。
<リメイクバッグ/リメイクニット>
ユニセックスに使えるカーキのバッグも販売。
こちらも、買い付けたトップスをリメイクして作ったオリジナルアイテムです!
SNSでの宣伝も功を奏して、お客さんがひっきりなしに来ます。
シルバーの小銭入れを購入した方は、
「丁度、ミニポーチを探していたところ!質のいいものが、1500円とお得に買えたので嬉しい」
とご機嫌でした♪
ちなみに、店頭に出した看板は、学生たちが木材から購入してハンドメイドしたもの。
他にも、商品につけたタグ、ショッパー、学内に貼られたポスターも、すべてデザインからオリジナルです!
松本さんは、今回のイベントの感想を、
「開店前は、中川講師の紹介でKALMAというヴィンテージショップに取材に伺いました。
お店の雰囲気を感じるだけでなく、セレクトで大切にしていることや運営に必要なことを教えていただき、
とても参考になりました。」と語ってくれました。
オープンからクローズまで、終始賑わっていた「alpha」。
在学中からこうしたリアルな店舗運営を行うことで、ファッションセンスとビジネスセンスを同時に磨くことができますね!
#VMD……ビジュアルマーチャンダイジングの略。商品政策をもって魅力的な売場を作ること。