20.01.24 23.03.24 更新

ヘアメイク本科選択授業「エクステンション」作品撮影に密着!コーンロウ、ブレイズを使ったオリジナル作品とは?【バンタンデザイン研究所】

授業/特別講師/講演会
東京校

ヘアメイク本科の学生が、選択授業で「コーンロウ」「ブレイズ」の技術を使い作品のシューティングを行いました!

 

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コーンロウ&ブレイズとは?

スタイリングの手法のひとつです。

まず髪をブロック分けします。

ブロックごとに髪を三つ編みにし、頭皮にそって編み込んでいきます。

三つ編みがほどけないように、強いテンションをかけながら編むのが特徴です。

また頭皮にそわせずに髪を垂らして編み込んでいくスタイルを「ブレイズ」と呼びます。

ご存じの方も多いと思いますが、エクステンションは付け毛のことです♪

 

監修するのは、勝 恵理子講師です。

2年生(本科生)なので、ヘアメイク撮影には慣れているものの、新しい技術をどこまで活かしきれるか……?

早速、学生たちの作品をピックアップしてお届けしましょう♪

 

橋本さん

撮影中、モデルさんに顔の向きを変えてもらったり、顔の下から風を入れて髪をなびかせたり。

イメージに近づけるために試行錯誤していく橋本さん。

 

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最終的には顔を下向きにしてから、パッと顔と髪を振り上げる瞬間をとらえるのが「いちばんいい!」という結論に至りました。

 

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「テーマは『天狗』です。白赤黄の配色にこだわりました。

また天狗の仮面を調べていると、金色を使うことが多かったので目元にはゴールドを入れています。天狗らしさが出て良かった!」

と話します。

 

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鈴木さん

「ヴィジュアル系バンドをイメージしました。」と鈴木さん。

モデルさんのビビッドピンクの地毛を活かして、右側はコーンロウ、左側はブレイズにしたのがポイントです。

 

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「ジョイント(エクステンションをプラスするつなぎ目の部分)のきれいさにこだわりました。

コーンロウもブレイズも、ヴィジュアル系アーティストのヘアアレンジではよく使うテクニックなので、

自分の力になっているなっていう実感があります。」

 

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松家さん

「セクション(パーツ分けのこと)をきれいに取りながら、そのときのインスピレーションで自由に編んでいきました。

ヒッピーっぽさを出すために、毛糸をエクステンションとして使っています。

赤をベースにしたメイクは、あえてアンバランスに仕上げています。」

 

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「ブレイズとフィッシュボーンを組み合わせてもかわいいと知ることができて、表現方法が一段と広がった気がします!」

 

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田島さん

周りから「モデルさんと似ていて姉妹みたい!」と言われていた田島さん。

撮影中もポージングを指示して、モデルさんとの息もピッタリ!

 

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「テーマは『花火がパンッと散るようなイメージ』。

コーンロウは根元がポイント。いかに浮かずに、表面をシュッと整って見せられるかに技術力があらわれます。

なので、根元はきれいに見えるように押さえながら作りました。」

とこだわりを教えてくれました。

 

また、中には、「今日、正直なところ逃げ出したかったけれどやってよかった」と話す人も。

コーンロウに苦手意識があったという向島さんは、

「頭皮から浮かないようにするには、頭をおさえなきゃいけないし、髪をキツく引っ張らないといけないんです。

モデルさんに『痛くない?大丈夫ですか?』と聞きながらやりました。

細かく編み込めるか不安でしたが、無事仕上がって嬉しいです!」

とにっこり。苦手だったからこそ、完成したときの喜びもひとしおです。

 

林さん

フランス語で波という意味の「Vague」を完成させた林さん。

波が太陽に照らされて、宝石のようにキラキラ輝いているイメージなのだそう。

 

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「こだわったのは、セクションを取ることと波のうねりを毛流れで表現すること。

朝9時半からモデルさんに来てもらい、撮影直前の17時まで作っていました。途中、集中力が切れそうになりましたが頑張りました♪」

 

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順調にシューティングを終えて、勝講師は、

「今までウィッグでやっていた技術を人頭(じんとう)に応用することができました。

編み辛いと感じたか、人頭のほうが楽と感じたかは人それぞれでしょう。

ヘアメイクアップアーティストとして仕事をするうえで、ひとつの技術として身につけておいてほしいと思います。」

と締めくくりました。

 

2020年の卒業制作ヘアメイクショーで、早くも技術を使って作品発表する学生もいるのだとか!

習った技術をモノにして、表現力の幅を広げていってください!

 

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