ファッションデザイナーの書いたデザイン画をもとに、型紙を起こすことを担当する者。
デザイン画を正確に起こすために、高いパターンメイキング能力が必要になります。
特に必要な資格はないですが、専門学校などでパターンについて専門的に勉強することが求められます。
近年ではコンピューターでパターンを起こす企業も増えているため、CAD(コンピューター設計支援システム)についてのスキルも求められる場合もあります。
細かく正確な作業が求められるので、手先が器用な方や几帳面な方に向いている職業と言えます。
もちろんファッションに興味を持っていることは必須です。
デザイナーと綿密な打ち合わせが必要なため、コミュニケーション能力も問われます。人付き合いが得意な方ならなお良いです。
ファッション業界の中でも需要が多い職業で、デザイナーになりたい人が通るべき道です。
最初はアパレルメーカーに勤める方がほとんどで、そこでスキルを、磨いてからフリーランスとして働く方もいます。
自分がパターンを起こしたデザイン画が、実際に服になる、という過程を見ることができるところが魅力のひとつです。
3~5年目:パタンナー
パタンナーとして、日々たゆまぬ研究が必要とされます。どれだけ短時間でパターンが引けるかなど、スキルアップが欠かせなくなります。
年収イメージ : 年収イメージ300万~400万円
6~10年目:パタンナー(チーフ)
パタンナーは定着業なので、転属はあまり必要がありません。その分パタンナーとしてのスキルアップが常に求められます。優秀なパタンナーだと、高収入も望めます。チーフになると、統率力も必要になります。
年収イメージ : 年収イメージ400万~500万円